ソニーミュージックを作曲家・穂口雄右氏が刑事告訴、『ZAITEN』最新号が報じる
1日に発売になった『ZAITEN』(財界展望社)に、黒薮の記事が掲載されました。タイトルは、「キャンデーズの生みの親に刑事告訴されたソニー・ミュージックの〝悪い手癖〝」。
「キャンデーズの生みの親」とは、米国在住の作曲家・穂口雄右氏である。穂口氏は、「春一番」、「微笑がえし」、「年下の男の子」など数多くのヒット曲をてがけた。
この刑事告訴には前段がある。それはレコード会社など31社が穂口氏に対して2億3000万円の金銭支払いを要求した著作権裁判である。この裁判については、MyNewsJapanやメディア黒書でも報じた通りである。わたしはこの裁判を恫喝訴訟、あるいはスラップだと考えている。
従って、今回の刑事告訴には、前訴の「戦後処理」の意味があるようにも感じられる。
参考までに、前段の裁判が終わった直後に穂口氏に対して行ったロングインタビューを紹介しておこう。
■ソニーなどレコード会社31社が仕掛けた2億3000万円の高額裁判に和解勝利した作曲家・穂口雄右氏へのロングインタビュー(上)
■ソニーなどレコード会社31社が仕掛けた2億3000万円の高額裁判に和解勝利した作曲家・穂口雄右氏へのロングインタビュー(下)