年間減部数率は地方紙が4.59%、中央紙が4.16%、衰退を逆手に取った言論統制
新聞の公称部数を示す9月のABC部数によると、以下に示すように中央紙よりも、地方紙(ブロック紙・子ども新聞等を含む)の方がより部数を減らしている。減部数率が高い。
地方紙の総計部数:1566万9925部(対前月差は、7万2273部)
これに対して中央紙(朝日、読売、毎日、産経、日経)の総計部数は次の通りである。
中央紙の総計部数:2412万840部(対前月差は、3万4079部)
9月度の減部数率を整理すると次にようになる。
地方紙の減紙率:0.46%(対前月比)
中央紙の減紙率:0.14%(対前月比)
しかし、この1年の部数動向は、次に示すように、地方紙も中央紙もほどんど変わらない。
中央紙の減紙率 4.16%(対前年比)
地方紙の減紙率 4.59%(対前年比)
相対的に新聞産業の衰退が進んでいることを示している。