1. 年間減部数率は地方紙が4.59%、中央紙が4.16%、衰退を逆手に取った言論統制

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2014年10月31日 (金曜日)

年間減部数率は地方紙が4.59%、中央紙が4.16%、衰退を逆手に取った言論統制

新聞の公称部数を示す9月のABC部数によると、以下に示すように中央紙よりも、地方紙(ブロック紙・子ども新聞等を含む)の方がより部数を減らしている。減部数率が高い。

地方紙の総計部数:1566万9925部(対前月差は、7万2273部)

これに対して中央紙(朝日、読売、毎日、産経、日経)の総計部数は次の通りである。

中央紙の総計部数:2412万840部(対前月差は、3万4079部)

9月度の減部数率を整理すると次にようになる。

 地方紙の減紙率:0.46%(対前月比)
 中央紙の減紙率:0.14%(対前月比)

しかし、この1年の部数動向は、次に示すように、地方紙も中央紙もほどんど変わらない。

 中央紙の減紙率 4.16%(対前年比)
 地方紙の減紙率 4.59%(対前年比)

相対的に新聞産業の衰退が進んでいることを示している。