朝日バッシングに見る国際感覚の欠落、雑誌ジャーナリズムにおける海外との質の差が顕著に
8月の下旬から始まった朝日新聞に対するバッシングは醜(みにくい)の一言に尽きる。これで雑誌の部数も大幅に減りそうだ。たとえ安倍首相から、新聞や書籍、それに雑誌に対する消費税の特別軽減措置を、「プレゼント」してもらっても、ダメージを回復するのは難しいかも知れない。
次に示すのは、10月初旬までに、週刊誌4誌が掲載した朝日関連の記事に割かれたページ数である。統計を取る作業を簡素に進めたために、多少、数字に誤差が生じた可能性はあるが、少なくともおおまかな傾向は反映している。
【週刊新潮】
8月28日:5
9月4日 :4
9月11日:10
9月18日:12
9月25日:14
10月2日:9
10月9日:3
計:57ページ
【週刊文春】
8月28日:4
9月4日 :10
9月11日:16
9月18日:10
9月25日:15
10月2日:17
10月9日:15
計:87ページ
【週刊現代】
9月6日 :6
9月27日:4
10月4日:4
10月11日:5
10月25日:4
計:23ページ
【週刊ポスト】
8月22日:4
8月29日:10
9月5日 :4
9月12日:7
9月26日:8
10月3日:12
計:45ページ
【注】連載コーナーで作家が取り上げた朝日関連記事は含まない。