新聞没落 大量廃棄されるイトーヨーカ堂(セブン&アイ・ホールディングス)の折込広告 高齢者対象の「振り込め詐欺」よりも被害が大きい「折り込め詐欺」
メディア黒書のシリーズ「折り込め詐欺」の実態。6回目は、イトーヨーカ堂の折込広告が、水増しされ、配布されないまま、段ボール箱に詰められて廃棄されている場面を撮影した動画を紹介しよう
イトーヨーカ堂は、セブン&アイ・ホールディングスの子会社である。
ちなみに高齢者などを対象とした「振り込め詐欺」の摘発件数(警察庁発表)は、2016年度の場合14,151件。被害額は約406億円。
これに対して広告主を対象とした「折り込め詐欺」の被害についてのデータは存在しないが、詐欺の舞台になる可能性がある新聞販売店の軒数は2016年の場合、16,731店(日本新聞協会発表)である。
全店が「折り込め詐欺」に協力していないにしても、協力している販売店では、連日、折込広告が廃棄されているわけだから、その被害額は「振り込め詐欺」の比ではない。
【参考動画】