【動画】新聞没落、「押し紙」と一緒に大量に廃棄される東進衛星予備校の折込広告、「折り込め詐欺」の実態
メディア黒書のシリーズ「折り込め詐欺」の実態。4回目は、東進衛星予備校の折込広告が、水増しされ、配布されないまま、段ボールに詰められて廃棄されている場面を紹介しよう。
東進衛星予備校を経営する(株)ナガセは、最近、マイニュースジャパンに対するスラップ訴訟で敗訴したことでも有名になった。PRの手段として折込広告を使い、「折り込め詐欺」の被害にあったことになる。
なお、東進衛星予備校の折込広告に記されている実績が事実かどうかは、広告倫理の観点から検証する必要があるだろう。
予備校や塾の折込広告が廃棄されるケースは、最近は減っているが、かつてはメディア黒書にも多くの情報が寄せられた。特に小規模な塾の場合、地域に密着していることが多いので、各家庭にほとんどもれなく配布される折込広告は有効なPR戦術だった。
ところが塾や予備校に通う生徒や、彼らの親が新聞を読まない世代になった。その結果、PR媒体として折込広告を採用しても、ほとんど効果があがらない。最近では、需要が激減しているようだ。
【参考動画】