2020年06月18日 (木曜日)
朝霞市岡3丁目のKDDI基地局問題 基地局の周波数や照射範囲などについての問い合わせを送付 時系列ノート③
KDDIとの話し合いの叩き台となる基本的なデータの開示を6月15日に求めた。その際に、朝霞市のみどり公園課へも同じデータを送付するように要望した。しかし、現時点では回答はない。
参考までに、アメリカの国立環境衛生科学研究所のNTP(米国国家毒性プログラム)の最終報告についてのKDDIの見解も尋ねた。最終報告は、マイクロ波には明らかに発がん性があると、動物実験を根拠に結論付けている。この点については、別件で今年の3月に問い合わせている。
以下、詳細である。
【6月15日、月曜日】KDDIエンジニアリングの藤田智晃氏に午前中に電話した。要件は、基地局について話し合う大前提として、何点か確認したい点があるので、メールアドレスを教えてほしいというものだった。そこで藤田氏が、わたしのウエブサイトから、わたしに空メールを送った。
これを受けてわたしは、次の点を話し合い叩き台として明らかにするように伝えた。次の文面である。発送先に、「CC」として朝霞市のみどり公園課も加えた。
ご連絡ありがとうございます。
話し合いの大前提になるポイントだけでも緊急に教えてください。考察の際のデータとします。朝霞市にも提示するようにお願いします。
以下の点です。
1、基地局の周波数
2、基地局の出力
3、電磁波の照射報告と範囲。(地図で表示してほしい)
4、推定される電磁波密度
よろしくお願いします。
【6月18日 木曜日】
15日付けメールでの問い合わせに対して藤田氏から返答がないので、午前中に同じ内容のメールを「再送」した。
◆広報部の対応
KDDIの広報部に対しては、9日に問い合わせを行った。返事がないので、11日に催促した。その際に、次の文面を送付した。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
堀口様
お世話になっています。
下記のメールを再送させていただきます。
今週中に返事をいただけない場合は、貴社は実質的に説明会は開催しなかったという見解であると判断しますので、よろしくお願いします。開催されたのであれば、開催の日時、場所、説明ないように明らかにしてください。
黒薮
■裏付け証拠 (9日付けメール、11日付けメール)
質問に対する広報部の回答は次の通りである。
◆アメリカの国立環境衛生科学研究所のNTP(米国国家毒性プログラム)の最終報告についてのKDDIの見解
アメリカの国立環境衛生科学研究所のNTP(米国国家毒性プログラム)の最終報告についてのKDDIの見解である。ただし問いあわせの時期は、2020年3月である。別件(川崎市犬蔵のKDDI基地局問題)で広報部に問い合わせた際の回答だ。4項目の質問のうち、NTPについての回答は最初の記述である。掲載したのはその時の回答である。