1. 滋賀医科大病院事件

滋賀医科大病院事件に関連する記事

2019年05月21日 (火曜日)

滋賀医科大の事件、取材するメディアが急増するも、NHKは取材せず

昨日、大津地裁で、滋賀医科大学医学部附属病院の岡本圭生医師らが病院に対して起こしていた小線源治療の妨害禁止を求める仮処分の判決があった。判決は、岡本医師の主張を全面的に認めたものだった。

滋賀医大附属病院の特殊がん治療「小線源治療」継続認める決定(MBS)

この事件は、メディアの関心を集めていることもあって、判決後の記者会見には、これまで報道を続けてきた朝日新聞、大阪毎日放送、朝日放送などはいうまでもなく、関西テレビ、共同通信、京都新聞、産経新聞、読売新聞なども参加した。

ところが主要メディアの中で一社だけ取材しようとしないメディアがある。NHKである。この局は、事件の勃発当初はいうまでもなく、刑事告訴も絡んできてこの事件が深刻さを増してきた後も、まったく取材しない。

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2019年05月11日 (土曜日)

滋賀医科大の小線源治療をめぐる事件、朝日放送が報道、文書偽造で河内明宏教授を刑事告訴

大阪朝日放送が、10日、「医師の任期切れ問題に揺れる滋賀医大病院 『推薦書偽造』で教授を刑事告訴へ」というニュースを放送した。問題となっている文書は、4月から滋賀医科大で岡本圭生医師とは別枠で小線源治療の外来を始めた成田充弘医師の職域・所属に関するもの。

 ■医師の任期切れ問題に揺れる滋賀医大病院 「推薦書偽造」で教授を刑事告訴へ

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2019年05月02日 (木曜日)

本日(5月2日)、18:15分から大阪朝日放送が滋賀医科大の小線源治療をめぐる事件を報道

本日(5月2日)の午後6時15分から、大阪朝日放送が「キャスト」で、滋賀医科大の小線源治療をめぐる事件について報じる。

小線源治療とは、放射線を放つ小さなシード線源を前立腺に埋め込んで、そこから放射線でがん細胞を破壊する療法である。小線源治療そのものは、滋賀医科大病院とは別の医療機関でも実施されているが、同病院の岡本メソッドの特徴は、高い線量でがん細胞を完全に死滅させながらも、前立腺周辺の臓器は放射線被ばくを回避できるというものである。

5年後の非再発率は、低リスクで98.3%、中リスクで96.9%、高リスクでも96.3%である。これに対して一般的な小線源治療、ダビンチ手術、それに外部照射治療では、非再発率は40%から70%にとどまる。岡本メソッドは、がんが転移さえしていなければ、高リスクのがんでも、浸潤したがんでもほぼ100%完治させることができる。その治療技術は海外でも高い評価を受けており、ラジオNIKKEIは、岡本医師に対する2回シリーズのインタビューを放送している。

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2019年04月19日 (金曜日)

滋賀医科大病院の小線源治療をめぐる不正隠蔽事件 患者らが「治療妨害禁止」を求め仮処分申し立て、病院側は1千人のカルテ不正閲覧

患者たちの人命を優先するのか、それとも大学病院のメンツを優先するのか。ある意味では答えの判然とした、それでいて詭弁に満ちた係争が滋賀医科大学医学部附属病院で起きている。司法判断が注目されるなか、病院側は4月1日、大胆不敵にも新たな一歩を踏み出した。自分たちの主張をPRするかのように、現時点で小線源治療について未経験であり、さらには説明義務違反で被告となっている医師による前立腺癌に対する小線源治療の外来を新たに開設したのだ。

しかし、同病院には、これまで小線源治療で世界的に有名な岡本圭生医師が、1100件を超える小線源治療の手術を実施して、患者らの信頼と素晴らしい成果を勝ち取ってきた経緯がある。それにもかかわらず、病院側は4月から新しい外来を設け、岡本医師による治療は6月で凍結する。そして12月末で岡本医師を解雇する。岡本医師が患者の利益を優先して、泌尿器科による医療過誤事件の隠蔽を批判してきたからにほかならない。新外来の発足は、両者の対立構造を浮き彫りにした。

こうした「岡本つぶし」の段階的戦略として、病院は4月1日に泌尿器科独自の小線源治療をスタートさせたのだ。これに先立つ2月、岡本医師による治療凍結で、岡本医師の手術を受けられなくなった待機患者7名が、岡本医師と共に病院に対して、「治療妨害の禁止」を求めて仮処分を申し立てた。両陣営の係争が激化する中、病院は医師でもない病院職員まで動員して、約1000人のカルテの不正閲覧を断行した。岡本バッシングの材料探しである。病院側の論理とはなにか?新に始まった泌尿器科による小線源治療は安全なのか?本稿は滋賀医科大の医療過誤事件を伝える第2弾である。【続きはMyNewsJapan】

 

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『紙の爆弾』滋賀医科大病院の事件を続報、冷酷な傍観者 ”厚生労働省”

本日発売の『紙の爆弾』に滋賀医科大医学部附属病院の事件を書いた。タイトルは、「不要な医療行為の被害も 滋賀医大病院の前立腺がん『治療妨害』

この記事は、患者会による厚生労働省と国会への申し入れを通じて、事件の性質を伝えたものである。一部を抜粋しておこう。

厚生労働省では、根本匠・厚生労働大臣に代って、北波孝・医政局総務課長が対応した。山口さんと木村さん(いずれもがん治療を拒否されている患者)が、直接に同省へ助けを求めたのはいうまでもない。北波課長は、
「出来ることと出来ないことがありますが、 こういう嘆願があったことは滋賀医科大病院へ伝えます」
 と、言った。この申し入れが人命救助の案件であることをよく理解していないような印象を、筆者は受けた。筆者は建前を優先する傍観者を連想した。ちなみに患者会は、厚生労働省に対して、滋賀医科大病院で発覚したカルタの不正閲覧事件の調査を要請するなど、何度も面談を重ねてきた。が、同省の方針は見えない。
なお、厚生労働省に先立って参議院議員会館で、正午から行われた国会議員に対する申し入れは、次の議員の秘書が患者会の四人に対応した。

こやり隆史・参議院議員(自民党)
足立信也・参議院議員(国民民主党)
山下芳生・参議院議員(共産党)
三ツ林裕也・衆議院議員(自民党)
櫻井周・衆議院議員(立憲民主党)

筆者が取材メモを取っていると、突然、椅子の脚が床を引っ掻くようなギィーという鋭い音が耳に入った。音の方へ目をやると、ひとりの女性秘書が途中退席するところだった。昼休みの時間帯が残り少なくなっていたとはいえ、筆者はあぜんとした。(全文は、『紙の爆弾』で)

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2019年04月06日 (土曜日)

滋賀医科大病院、特定のがん治療突如中止で大量の待機患者発生…不適切処置で治療困難な患者も

滋賀医科大学医学部附属病院(以下、滋賀医科大病院)が、前立腺がんの高度な小線源治療「岡本メソッド」の中止を告知してのち、患者のあいだに動揺が広がっている。小線源治療の継続を求めて3月13日、患者会の代表4人が国会と厚生労働省に申し入れを行い、2万8189筆の署名も提出した。滋賀医科大病院が、高い評価を得ている岡本メソッドの中止を決めた背景には何があるのか。筆者は患者らに密着取材した。

今回の申し入れに加わった東京都在住の山口淳さんは、岡本圭生医師による小線源治療の手術の順番を待っている。しかし、スケジュールを組んでもらえない状況が続いている。山口さんと同じ立場に置かれた待機患者はすでに30名を超えた。山口さんは問題の打開を求めて、永田町と霞が関に足を運んだのである。山口さんが、岡本医師の診察にたどり着くまでを語った。

「昨年8月に健康診断で、はじめて採血による前立腺がんのPSA検査を受けました。70歳以上の正常値は4ng/mL以下ですが、私の場合、その21倍を超える87ng/mLだったのです。血液を解析した機関から、直接私に電話があり、すぐに病院へ行くように告げられました」【続きはビジネスジャーナル】

 

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2019年03月28日 (木曜日)

滋賀医科大病院が改めて、4月1日から泌尿器科による小線源治療外来の開設を告知

3月21日に毎日大阪放送が、高度な小線源治療〝岡本メソッド″の終了告知にゆれる滋賀医科大学医学部附属病院のドキュメンタリーを放送した。この放送に対して、滋賀医科大学はウェブサイトで次のようなコメントを発表した。

3月21日に本学医学部附属病院における小線源治療にかかるテレビ報道がありましたが、本学医学部附属病院では、平成31年4月1日より新体制として泌尿器科において、前立腺がん小線源治療外来を開設し、小線源治療を含めた適切な前立腺がんの総合治療を行います。(出典)

毎日放送のドキュメンタリーのURLは次の通りである。

治療が受けられない?専門医師いるのに病院が治療認めない理由

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