7月8日に国会議員会館で「押し紙」問題の学習会「残紙と独禁法」、自民党の大物議員も登壇、新聞発行部数の嘘を暴露
佐賀新聞の元店主・寺崎昭博さんが起こした「押し紙」裁判で、裁判所が佐賀新聞社による独占禁止法違反を認定したのを受けて、7月8日に東京永田町の国会議員会館で、「残紙と独禁法」と題する学習会が開催される。
この企画は小坪慎也・行橋市議(福岡県)の提案に、筆者や寺崎さんの弁護団が賛同するかたちで開催される。イデオロギーの違いを超えた共闘で、当日は寺崎さんと弁護団のほか、自民党の大物議員も登壇する。
筆者は、東京23区における区の広報紙の水増しの実態を報告する。情報公開請求で入手した生の資料も配布する。事前予約なしに誰でも参加できる。
スケジュールは次の通りである。
日時:7月8日 13時から16時
場所:国会議員会館(部屋は未定)
※新型肺炎が流行しているので、中止になる可能性もある。開催の有無、会場になる部屋の番号等は、7月7日付けの「メディア黒書」で最終告知する。
【参考記事】
1、佐賀新聞「押し紙」裁判、判決の公開と解説、佐賀新聞社の独禁法違反を認定
2、「押し紙」認定の判例、2007年の対読売新聞裁判(福岡高裁判決)、PC上に架空の配達区
3、【調査報告】豊島区など東京都の12区で広報紙の水増しが発覚、新聞折込の不正と「押し紙」で税金の無駄遣い
【動画・ドキュメント折込詐欺の実態】