1. 最高裁に対して新たな情報公開 伊方原発訴訟にかかわった調査官のリストなど

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2013年10月22日 (火曜日)

最高裁に対して新たな情報公開 伊方原発訴訟にかかわった調査官のリストなど

9月30日付けで、最高裁に対して、次2件について情報公開を請求した。 請求からまもなく1ヶ月になるので、なんからの回答があると思う。

情報公開1:最高裁の調査官のリスト (2011年度、2012年度、2013年度)??

情報公開2:伊方原発訴訟[昭和60(行ッ)133]にかかわった最高裁の調査官の全氏名?????

「最高裁判所における訴訟事件の概況」によると、最高裁に上告(上告受理申し立てを含む)される事件の件数は、2010年度の場合、4521件にもなるという。

この数字を知って、読者はこんな疑問をいだくに違いない。15人の最高裁判事は本当にすべての事件に関する書面に目を通しているのか?

当然、不可能である。と、すればどのように事件を処理しているのだろうか。

最高裁には調査官と呼ばれる司法関係者がいる。この人たちが、資料の読んで、処理方法を決めているらしい。

このようなシステムでは、上告の意味がない。事実、明らかな間違いと思われる最高裁判決があとを絶たない。その代表格が「押し紙」、携帯電磁波、原発に関連した判決である。

伊方原発訴訟は、「伊方原発の安全性をめぐって争われ、建設に反対する住民側の敗訴に終わった行政訴訟。 日本初の科学訴訟といわれ、原発のメルトダウンについて初めて触れた訴訟である。」(ウキペディア)

この裁判の最高裁判決が完全に間違っていたことは、福島第一原発の事故により、事実で立証された。そこでこの裁判にかかわった調査官の名前を明らかにするように、最高裁に求めたのである。

また、2011年度、2012年度、2013年度の調査官リストを求めたのは、「押し紙」と携帯電磁波の裁判における調査官のかかわりを取材するのが目的である。