1. 最高裁事務総局による報告事件の調査、情報公開請求に対して3回目の開示延長通知

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2021年09月28日 (火曜日)

最高裁事務総局による報告事件の調査、情報公開請求に対して3回目の開示延長通知

今年の3月22日付けで最高裁事務総局に対して請求した情報公開請求で、9月27日、わたしは3回目の開示延長通知を受けた。この情報公開請求は、一部の元判事らが証言している「報告事件」の有無を調査することが目的だ。

「報告事件」とは、権力構造(省庁、大企業、マスコミなど)の崩壊にかかわるような事件で、現体制にとってダメージとなる判決の方向性が浮上すると、最高裁事務総局が判決の方向性を変えるために、裁判官を交代させる策略のことである。下級裁判所の書記官から、この種の裁判の審理情況を報告させて対策を打つことから、「報告事件」と呼ばれている。軍事裁判と同様に司法国家の恥部とされている。

今回、請求している情報公開の内容は次の通りである。

最高裁が下級裁判所に対して、審理の報告を求めた裁判の番号、原告、被告を示す文書。期間は、2018年4月から2021年2月

添付した「司法行政文書ファイル管理簿」に明記されている全書面