『新聞の危機と偽装部数』(花伝社)の書評紹介
昨年の11月に出版した『新聞の危機と偽装部数』(花伝社)の書評をいくつか紹介したい。『図書新聞』に掲載されたものと、『ジャーナリスト』に掲載されたものである。』
同書は全国の書店で発売中。
書評・出版物の紹介
昨年の11月に出版した『新聞の危機と偽装部数』(花伝社)の書評をいくつか紹介したい。『図書新聞』に掲載されたものと、『ジャーナリスト』に掲載されたものである。』
同書は全国の書店で発売中。
新刊『新聞の危機と偽装部数』(花伝社)が、11月の下旬に発売になる。これまでわたしは新聞販売の諸問題を扱った単行本を5冊出版してきた。6冊目にあたる新刊の最大の特徴は、「偽装部数」という言葉を採用したことである。
偽装部数とは何か? 新聞社は新聞販売店で過剰になっている新聞を次に示す3つのカテゴリーに分類している。
1、「押し紙」:新聞社が販売店に押し付けて、卸代金を徴収した新聞。
2、「積み紙」:販売店が折込チラシの水増し目的で、自主的に受け入れた新聞。
3、「残紙」:「押し紙」と「積み紙」の総称。
このようなカテゴリーが存在するものの、われわれ一般人は、「残紙」を指して「押し紙」と呼んでいる。