2019年04月24日 (水曜日)
世界の研究者らが、国際がん研究機関(IARC)に対して、スマホなどの通信に使われるマイクロ波の発癌評価の見直しを提言
18カ国の29人の研究者からなる諮問機関が、WHOの外郭団体である国際がん研究機関(IARC)に対して、スマホなどの通信に使われるマイクロ波の発癌評価の見直しを提言した。現在の「グループ2B」から、「グループ2A」、もしくは「グループ1」への変更を提言している。22日付けの米国・MICRO WAVE NEWSが伝えた。
IARCは、発癌の因子を次の5段階にランク付けしている。
グループ1:ヒトに対する発がん性がある。
グループ2A:ヒトに対しておそらく発がん性がある。
グループ2B:ヒトに対して発がん性がある可能性がある。
グループ3:ヒトに対する発がん性について分類できない。
グループ4:ヒトに対する発がん性がない。
マイクロ波は、2011年に「グループ2B」に認定された。【続きはウェブマガジン】