読売新聞が1年で36万部減、朝日は27万部減、新聞の凋落に歯止めはかからず
2016年11月の新聞のABC部数が明らかになった。朝日新聞は約636万部で、前年同月比で約-27万部である。読売新聞は約900万部で、前年同月比で、-36万部だった。中央紙全体では、約82万部が減った。
新聞の凋落に歯止めがかかっていないことが明らかになった。
ABC部数の詳細は次の通りである。
朝日新聞 6,360,646(-273,799)
読売新聞 9,004,769(-363,735)
毎日新聞 3,027,684 (-176,882)
日経新聞 2,724,779(-4,241)
産経新聞 1,566,580(-1,836)
なお、ABC部数には、「押し紙」(正常な新聞販売店経営に不要な部数)が含まれており、ABC部数の減少がかならずしも、新聞の購読者が減ったことを意味しない。
ABC部数の減少を解析する場合、購読者の減少と「押し紙」の減少の両面を考慮しなければならない。