1. 広がる野党への不信感、参院埼玉選挙区補欠選挙の投票率が21%

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2019年10月28日 (月曜日)

広がる野党への不信感、参院埼玉選挙区補欠選挙の投票率が21%

27日に、参院埼玉選挙区補欠選挙の投票が行われ、前埼玉県知事の上田清司氏(立憲民主党や国民民主党が支援)が、立花孝志氏(N国党)に大差をつけて当選した。投票率は20.8%だった。

当選者も投票率も予想どおりだった。埼玉県在住の筆者は投票権があったが、投票しなかった。白票も投じなかった。郵送されてきた投票用紙を、そのままゴミ箱へ捨てた。こんな扱いを選択したのは初めてだった。

参院埼玉選挙区補欠選挙の結果は、ある意味では現在の政治状況を色濃く反映している。


この選挙に先立って、埼玉県では知事選が行われた。これは参院選に出馬するために辞任した上田知事の後任を選ぶための選挙だった。立候補したのは、
大野元裕氏(野党連合)と青島健太氏(自民党)である。

大野氏は上田知事の路線を継続する方針を明らかにして、上田氏も大野氏をみずからの後継者とみなして応援していた。青島健太氏は自民党であるから、「政権党VS野党連合」の構図があったのだ。

結果は、僅差で大野氏が当選した。【続きはウエブマガジン】