1. 「小沢一郎検審は開かれていない」、推論を裏付ける7つの根拠、志岐武彦氏がYouTubeで公開

「森裕子VS志岐武彦」の裁判に関連する記事

2015年12月24日 (木曜日)

「小沢一郎検審は開かれていない」、推論を裏付ける7つの根拠、志岐武彦氏がYouTubeで公開

「小沢一郎氏を裁いた検察審査会は、実は開かれていなかった」とする推論を『最高裁の黒い闇』 (鹿砦社)の中で記述した市民運動家の志岐武彦氏が、その推論の裏付けとなる7つの根拠を、ビデオ・カメラを前に説明した。

小沢審査(東京第5検察審査会)は2010年9月に小沢氏に対して起訴相当議決を下した。これにより小沢氏は、刑事裁判の法廷に立たされた。

ところが2012年4月、東京地裁が判決を下す直前になって、検察が小沢氏を取り調べた際に作成した報告書(事実を捏造して小沢氏を誹謗中傷したもの)が、何者かの手で『週刊朝日』やインターネット上に流出して、検察の「悪」がクローズアップされた。それが影響したかどうかは不明だが、小沢氏は無罪になった。

その後、誰がこのような策略を仕組んだのかを調査する動きが現れた。その先頭に立ったのが、最高裁事務総局による謀略説を説く志岐氏と、検察による謀略説を説く国会議員・森裕子氏であった。両者は、当初は共同戦線を張っていたが、ある時期から決別する。

次のYouTubeは、最高裁事務総局による謀略説の7つの根拠について、志岐氏が説明したものである。

なお、この問題は森裕子氏が志岐氏を名誉毀損で提訴(森氏の敗訴)したことが引き金となり、その後、別の裁判が3件も起こされ、そのうちの1件は、わたしも被告になっている。森氏は、来年の参院選の前に「市民」を巻き込んでいるこの係争についての見解を明確にすべきだろう。

また、小沢氏本人も見解を述べるべきだろう。