2015年12月04日 (金曜日)

小児甲状腺癌の発生率が二本松市で50倍に、東京も被曝の圏外ではない

『月刊日本』が、福島の惨状を報じている。タイトルは、「福島で急増する子供の甲状腺癌」。岡山大学の津田敏秀教授の論文を紹介しながら、水面下で進行している被曝の実態を伝えている。

まず、子供に甲状腺癌が多発してる実態を次のように伝える。

 津田教授らは2014年12月31日までに集計された調査結果(黒薮注:福島県が実施したもの)を分析した。この時点までで、受診者29万8577人の内110人が悪性ないし悪性の疑いと判断され、そのうち87人が手術を行っている。津田教授らがこれら検査結果を地域別に分析したところ、甲状腺癌の発生率が全国平均と比べ、二本松市などでは50倍、郡山市などでは約40倍にも達していることがわかったという。

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2015年12月03日 (木曜日)

金で政策を買う時代、進むモラルハザード、日弁連の政治連盟から政界へ多額の政治献金

11月末日に公表された政治資金収支報告書(総務省管理)によると、日弁連の政治団体である日本弁護士政治連盟から、国会議員に対して765万円の寄付金が贈られていることが分かった。

献金先の大半は、自民党と民主党の議員である。献金額は、ひとりあたり5万円から10万円。具体例をいくつか紹介しよう。

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