1. 内閣府の阪本和道・元審議官が博報堂へ天下り

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2016年12月29日 (木曜日)

内閣府の阪本和道・元審議官が博報堂へ天下り

メディア黒書では、博報堂が2012年ごろから内閣府へ送付してきた不自然な請求書について調査しているが、このほど阪本和道(元内閣府審議官)が退官後の2016年に博報堂に再就職(広義の天下り)していることが分かった。

裏付け資料は、内閣府が9月に公表した、「国家公務員法第106条の25第2項等の規定に基づく国家公務員の再就職状況の公表について」と題する文書である。

■裏付け資料

博報堂の不自然な請求書とは、請求額が契約額を大幅に上回っているものである。たとえば2015年度の場合、契約額が約6700万円で、請求額は約20億円となっている。その大半は、新聞広告の掲載費である。

■2015年度の請求書(契約書は27ページから)