2014年10月20日 (月曜日)

マンションやオフィスビルの屋上に携帯基地局が設置された場合、マイクロ波の影響を直に受けやすいのは、隣接するビルに住む人々である。(冒頭の動画参照)。

神奈川県茅ヶ崎市にあるサニータウンの住民らが、NTTドコモとの間で携帯基地局の問題に巻き込まれたのは、2012年の10月だった。一旦は工事を中止させたものの、2014年の8月25日に工事を再開。9月22日にはアンテナを設置した。

基地局が設置されたビルに隣接するビルの住民は、泣き寝入りする以外に仕方がないのか? 茅ヶ崎市のケースは、基地局問題に共通する深刻な問題をはらんでいる。

ちなみにWHOの外郭団体・IARC(世界癌研究機構)は、2011年、マイクロ波に発癌性(遺伝子毒性)がある可能性を認定している。ドイツやイスラエルの疫学調査では、基地局の周辺で発癌のリスクが高いという結果を示している。