1. 宮田幹夫医師の診断書交付をめぐる疑問、ニューソク通信がインタビュー

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2023年01月07日 (土曜日)

宮田幹夫医師の診断書交付をめぐる疑問、ニューソク通信がインタビュー

医師が診断書を交付する際、患者の希望に沿った所見を記入する行為が横浜副流煙裁判の中で問題になっている。それは、事実とは異なる所見を根拠として、原告が4500万円を請求する裁判を起こした疑惑である。

訴えは棄却され、現在は元被告のミュージシャンが元原告のA家に対して、裁判提起そのものが不当行為にあたるとして、約1000万円の賠償を求める損害賠償裁判(反スラップ裁判)を起こしている。A家の求めに応じていわくつき診断書を交付したのは、日本禁煙学会の作田学医師だった。

この裁判(原審)では、宮田幹夫・北里大学名誉教授もA家の娘のために診断書を交付した。この診断書そのものの評価は、当時の状況など第3者には知りえない領域があるので評価はできないが、昨年末に宮田幹夫の診断書交付行為を問題視する内部告発がメディア黒書に寄せられた。

それは宮田医師が安易に「化学物質過敏症」の病名を付した診断書を交付するという内容だった。その詳細を、告発者の舩越典子医師(典子エンジェルクリニック、堺市)が語った。

診断書交付の問題は、学閥社会の中で生じたタブーを排して議論すべきテーマである。