1. 岡本光樹候補ら禁煙運動を推進する2氏が落選、東京都議会議員選挙、

横浜・副流煙裁判に関連する記事

2021年07月06日 (火曜日)

岡本光樹候補ら禁煙運動を推進する2氏が落選、東京都議会議員選挙、

4日に投票が行われた東京都議会議員選挙で、禁煙運動の旗手2人が落選した。前議員の岡本光樹(北多摩2区)候補と梅田なつき(新宿区)候補である。

このうち岡本前議員の得票数は次の通りだ。

【北多摩2区】
《当選》岩永康代(ネット):25,578(34.6%)
《当選》本橋巧(自民):24,037(32.5%)
              岡本光樹(都ファ):16,695(22.6%)

今回の都議選では、岡本氏に対する落選運動が展開された。岡本氏は、日本禁煙学会の理事を務めている。しかし、禁煙社会の実現という同学会の理念が広く受けいれらなかったことが敗因と思われる。

筆者は非禁煙者であり、煙草はできる限り吸わないのが賢明だという考えである。しかし、日本禁煙学会がすすめている禁煙運動の方針は是認できない。本来、国際的には認められていない「受動喫煙症」なる病名を根拠として、運動を展開しているからだ。

禁煙学会の医師は、診断書に「受動喫煙」という病名を記している。

このような方針の下で、横浜副流煙裁判などの冤罪事件も起きている。

岡本氏らの方針は、今後、検証しなければならない。

ちなみに化学物質による人体影響の要因となるのは、煙草の煙りだけではない。現在の生活環境は、多様な化学物質に満ちており、複合汚染の視点から要因を考えなければならない。煙草だけが原因だとする考えは、フェイクサイエンスである。