1. 東京都の朝日、読売、毎日の販売店数、10余年で平均17%減、渋谷区と荒川区からは毎日店が消えた

新聞社の経営難に関連する記事

2012年10月12日 (金曜日)

東京都の朝日、読売、毎日の販売店数、10余年で平均17%減、渋谷区と荒川区からは毎日店が消えた

東京都内の新聞販売店(専売店)の数が、ここ10年余で平均17%減少していることが分かった。
1999年版の『新聞販売便覧』に掲載されている販売店名簿をもとに、東京23区と多摩地区の系統別の専売店数を割り出し、2011年版の『新聞販売便覧』に基づきた販売店数を比較したところ、専売店の大幅な減数が確認された。

たとえば渋谷区と荒川区の毎日店は、2011年の段階ですべて消えている。

次に示すのは、朝日、読売、毎日の店数の変化である。左の数字は、1999年のデータ。()内は、2011年のデータ。

【朝日新聞】

千代田区:4(4)

中央区:9(6)

港区:11(7)

新宿区:12(9)

文京区:9(7)

台東区:6(4)

墨田区:7(5)

江東区:12(11)

品川区:12(9)

目黒区:13(8)

大田区:25(19)

世田谷区:34(32)

渋谷区:11(8)

中野区:14(8)

杉並区:23(18)

豊島区:9(7)

板橋区:18(12)

練馬区:20(21)

荒川区:7(4)

北区:14(11)

足立区:17(14)

葛飾区:13(11)

江戸川区:20(13)

多摩地区:159(127)

合計:479(375)

【読売新聞】

千代田区:3(3)

中央区:6(5)

港区:7 (5)

新宿区:11(10)

文京区:8(7)

台東区:4(3)

墨田区:11(9)

江東区:14(14)

品川区:13(10)

目黒区:11(7)

大田区:23(22)

世田谷区:24(21)

渋谷区:8(7)

中野区:10(7)

杉並区:17(15)

豊島区:14(10)

板橋区:18(17)

練馬区:24(25)

荒川区:9(9)

北区:11 (10)

足立区:16(16)

葛飾区:17(10)

江戸川区:30(26)

多摩地区:146(144)

合計:455(412)

【毎日新聞】

千代田区:3(3)

中央区:3(4)

港区:9(5)

新宿区:10(9)

文京区:8(7)

台東区:4(3)

墨田区:6(5)

江東区:12(10)

品川区:9(7)

目黒区:6(3)

大田区:23(19)

世田谷区:20(14)

渋谷区:5(0)

中野区:8(6)

杉並区:24(14)

豊島区:4(2)

板橋区:11(10)

練馬区:13(10)

荒川区:7(0)

北区:15(14)

足立区:12(10)

葛飾区:11(5)

江戸川:19(18)

多摩地区:120(105)

合計:362(283)