1. キューバ、ゴーおーおーおール(経済封鎖の下でのワールドカップ)

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2026年07月30日 (木曜日)

キューバ、ゴーおーおーおール(経済封鎖の下でのワールドカップ)

執筆者:セサル・ゴメス・チャコン

試合終了の笛が鳴り、スペインがワールドカップの覇者となった。スタジアムから何千キロも離れたカリブ海でも、拍手と大きな感動が広がった。キューバでは、リオネル・メッシ率いるアルゼンチンの敗戦を惜しむ人々がいた。何千人ものキューバ人が、最後の瞬間まで希望を失わずに彼を応援していたのである。一方で、何十年にもわたってリーガやバルセロナ、レアル・マドリード、アトレティコ・マドリードを追い続ける中で育まれた情熱から、スペインの優勝を自分たちのことのように喜ぶ人々もいた。

島でのワールドカップはこのように迎えられた。応援するチームは分かれていても、同じ熱気を共有していたのである。

数週間にわたり、キューバの人々は、「帝国」による締め付けの試みから生じる困難があっても、サッカーをともに楽しむ喜びを消し去ることはできないことを示した。

文化・スポーツ関連の機関や地方政府、さらに非国営の経済主体も力を合わせ、誰もこのスポーツの祭典を見逃さないよう努めた。

映画館は試合中継のために開放され、公園や広場、地域コミュニティには大型スクリーンが設置された。国立水族館には多くのファンが集まり、各地では太陽光発電設備や蓄電池によって、停電があってもサッカーへの情熱を絶やさないようにした。

この光景は国の端から端まで繰り返された。家族全員が集まり、子どもたちは憧れの選手のユニフォームを着て、近所の人々は判定の分かれるプレーについて語り合い、ゴールが決まるたびに自然と抱き合った。九十分間、キューバ全体が巨大な観客席となり、どのチームを応援しているかよりも、その感動を分かち合うことが大切だった。そして、傷つきながらも常に粘り強く持ちこたえてきた国家電力システムの大きな努力によって、電力は国中に供給された。


また、この大会の主要な試合を生中継したキューバのテレビとラジオの努力も称賛に値する。

そして、ワールドカップはついに幕を閉じた。スペインが優勝を果たしたとき、拍手は王者の見事な実力にも送られた。一方、メッシが再びトロフィーを掲げる姿を夢見ていた人々は、このアルゼンチンのスターに、偉大な選手にふさわしい敬意をもって別れを告げた。

大会の競技場は空になった。しかしキューバには、一つの確信が残った。それは、多くの困難の中にあってもスポーツを祝うために集まることのできる国民は、楽しみ、感動し、共同体を築き、幸せな未来を夢見る力を決して失わないということである。なぜなら、この反骨の島で生まれた最も大きな「勝利」は、ワールドカップのスコアには表れないものだったからだ。その勝利をつかんだのは、キューバ国民だった。

 

執筆者:セサル・ゴメス・チャコン (César Gómez Chacón.)
キューバのジャーナリスト、代表作にアンゴラ内戦を取材した『Cuito Cuanavale. Viaje al centro de los héroes(クイト・クアナバレ――英雄たちの中へ)』

Fuente:https://www.cvi.icrt.cu/gooooolll-de-cuba/