1. 化学物質過敏症

化学物質過敏症に関連する記事

2026年09月04日 (金曜日)

「化学物質過敏症は治らない」は本当か? 専門医らが示した新たな医学的見解

「香害」をめぐる問題で、タブーとされてきたのが、化学物質過敏症を根拠とする障害年金の支給である。障害年金には等級があり、支給額は、2級の場合は年間85万円、1級の場合は106万円である。そのため、多くの「化学物質過敏症」の患者が、化学物質過敏症の診断書を交付してくれるクリニックに殺到する。

しかも、この「病気」は治療できないという考えが定着しているので、障害年金の更新が延々と繰り返される。

市民運動団体や健康食品を扱う業者の間にも、不治という考えが定着している場合が多い。たとえば、たま屋(会員制オーガニック専門店)のウェブサイトには、次のような記述がある。

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2026年09月01日 (火曜日)

文化放送「香害」番組削除をめぐり波紋 市民団体が抗議、横浜副流煙事件の被告家族は文化放送を擁護

「香害」や化学物質過敏症の危険性を訴え、「被害者」への配慮を社会に求めている市民団体「カナリア・ネットワーク全国」(共同代表・青山和子、深谷桂子)が、文化放送が8月5日に放送したYouTubeラジオ番組に抗議し、その後、番組が非公開になった問題で、新たな事実が判明した。

カナリア・ネットワーク全国は、BPO(放送倫理・番組向上機構)に対しても申立書を送付した。さらに、同団体だけではなく、日本消費者連盟なども8月10日に文化放送に抗議していたことが分かった。

文化放送が8月5日に放送した「香害」に関するラジオ番組は、YouTubeでも視聴できるようになっていたが、現在はアクセスできなくなっている。カナリア・ネットワーク全国は、番組で「香害」について話した村中璃子医師の見解に誤りがあり、海外における「香害」の実態などが過小評価され、事実に反する内容が放送されたと主張している。

結果として、市民団体からの抗議の後に、一つのラジオ番組が非公開になったことになる。

こうした動きを受け、横浜副流煙事件の被告の家族である藤井敦子さんが、文化放送に申し入れを行った。

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2026年08月25日 (火曜日)

Why Was a Radio Program on “Fragrance Harm” Removed? — A Citizens’ Group’s Protest and Nippon Cultural Broadcasting

It has been learned that Nippon Cultural Broadcasting removed a radio program about “fragrance harm” that was broadcast on August 5 after receiving a protest from a citizens’ group. The program had also been available on YouTube, but it can no longer be accessed.

The group that protested was Canary Network Japan, represented by Kazuko Aoyama and Keiko Fukaya. The group claimed that Dr. Riko Muranaka, who spoke about fragrance harm on the program, made incorrect statements.

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「香害」は科学か、疑似科学か――市民団体が圧力、文化放送の番組削除が問いかけるもの

文化放送が8月5日に放送した「香害」に関するラジオ番組が、市民団体からの抗議を受けて非公開になったことが分かった。番組はYouTubeでも視聴できるようになっていたが、現在はアクセスできなくなっている。抗議した団体は、カナリア・ネットワーク全国(共同代表・青山和子、深谷桂子)である。同団体は、番組で香害について話した村中璃子医師の見解に誤りがあったと主張している。

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2026年05月11日 (月曜日)

拡散する「香害」言説の危うさ――科学的根拠を問い直す

「香害」という言葉が広く使われるようになって久しい。「香害」とは、化学物質過敏症の人が臭いによって受ける健康被害のことである。香害は、最近では横浜市をはじめ、各地の地方自治体が行っている禁煙運動の根拠の一つにもなっている。

わたしが住む埼玉県朝霞市の公園のベンチにも、赤い大きな文字で「禁煙」と記した注意書きが貼られている。朝霞市の公園を管理している「みどり公園課」に、喫煙禁止条例が制定されたのか問い合わせたところ、条例はなく、あくまで努力目標であることが分かった。市の職員も、化学物質による人体への影響について、実は正確な知識を持ち合わせていないのだ。

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2025年10月31日 (金曜日)

横浜副流煙裁判、ついに決着 ニューソク通信が総集編番組を公開

ニューソク通信が制作したインタビュー番組「ついに決着!!『横浜副流煙裁判』」が公開された。

この番組は、8月20日に東京高裁で結審した横浜副流煙事件の総集編である。既報のとおり、この裁判は2017年11月、たばこの副流煙によって健康を害されたとして、隣人が隣人に対し4518万円の損害賠償を請求したことに端を発している。

裁判所は原告の訴えを棄却したが、その後、元被告が逆に元原告に対して「訴権の濫用(広義のスラップ)」による被害を理由に反訴を起こした。いわば、訴訟が訴訟を呼ぶ異例の展開となった事件である。

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2025年10月24日 (金曜日)

ごく微量の化学物質で中毒症状は起こり得るのか?メディアが煽る疑似科学としての「香害」

「香害」とは、文字どおり香りによる被害のことである。柔軟剤など人工的な香りを伴う製品によって健康被害が生じるとされる現象を指す。

近年、『週刊金曜日』をはじめ新聞やテレビでも、化学物質過敏症と同じ文脈で「香害」が公害問題として取り上げられるようになった。しかし、その科学的根拠は極めて乏しい。

結論から言えば、疑似科学の色合いが濃い。もちろん予防原則の立場から、被害を訴える人々に一定の配慮を示すことは必要だが、科学的な視点からは説得力を欠いている。

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2025年09月29日 (月曜日)

「『化学物質過敏症』の原因は、本当に化学物質だけなのか――見落とされる別の病因」、『週刊金曜日』の加藤やすこ氏の記事について

『週刊金曜日』(9月26日付)が、「化学物質だらけで医療や介護が受かられません」と題する記事を掲載している。執筆者は環境ジャーナリストの加藤やすこ氏で、化学物質や電磁波による人体影響に詳しく、市民運動も組織している人物である。

この記事は、化学物質過敏症を考える際の重大な視点が欠落しているので、指摘しておく。なお、私は環境問題を取材してきた立場ではあるが専門家ではない。したがって、以下に述べることは、私が取材を通じて学んだ考察であることを付記しておく。

加藤氏は記事の中で、化学物質過敏症が原因で介護や医療を受けることに支障を来している人の事例をいくつか紹介している。医療や介護の現場にはさまざまな化学物質があふれており、そのために医療機関を利用できなかったり、介護士との接触が困難になっているという。例えば次のような事例である

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90.7% vs 10.1%――「香害」アンケート結果の異常な乖離、横浜副流煙裁判が突き付けた“香害論”の盲点

「香害」は、横浜副流煙裁判を通じてクローズアップされた。それ以前にも『週刊金曜日』など一部メディアがこの問題を取り上げてきたが、横浜副流煙裁判の中で、「香害を訴える人々のなかに、かなりの割合で精神疾患の人が含まれている」という新しい視点が浮上したのである。

さらに、「香害」が誘発するとされる化学物質過敏症については、従来「不治の病で治療法がない」との説が定着していたが、平久美子医師や舩越典子医師が完治例を報告した。こうして「香害」について再考する必要性が浮上したのである。

 

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