2026年07月06日 (月曜日)
崖っぷちのコロンビア(大統領選の結果を受けて)

執筆者:ロベルト・トロバホ・エルナンデス
コロンビアの政治は4年ごとにリセットされる。候補者は変わり、スローガンも、公約も変わる。しかし、決して変わらないのは、「次の政権こそが、ついに国を正しい方向へ導いてくれる」という期待感である。その希望自体はごく自然なものだが、多くの場合、選挙戦の演説では語り尽くせない、はるかに複雑な現実の前に打ち砕かれてしまう。
アベラルドが引き継ぐのは、廃墟と化した国ではない。しかし同時に、明るい未来へと順調に進んでいる国でもない。彼が受け継ぐのは、深く分断され、国の制度に対する信頼を失い、そして歴代政権のいずれも完全には解決できなかった構造的な問題を抱えた国家である。
黒薮注:アベラルド。フルネームは、Abelardo de la Espriella(アベラルド・デ・ラ・エスプリエジャ)。2026年8月7日にコロンビア大統領へ就任する
2026年06月22日 (月曜日)
サッカー・ワールドカップの意外なエピソード

執筆者:ロベルト・トロバホ・エルナンデス
FIFAワールドカップは、単なるスポーツ大会以上の存在である。世界文化に刻まれた偉業や記録、そして数々の名場面が生まれる舞台となってきた。
1930年の開始以来、ワールドカップにはドラマ、創意工夫、そして逆境を乗り越える力を象徴する数多くの逸話が積み重ねられており、その中でラテンアメリカの代表チームは特に重要な役割を果たしてきた。
第1回ワールドカップは1930年にウルグアイで開催され、開催国であるウルグアイが優勝した。当時は予選がなく、参加国は主に南米諸国を中心としたわずか13チームだった。ウルグアイはすでに1924年と1928年のオリンピックで金メダルを獲得し、その強さを証明していた。
2026年06月18日 (木曜日)
奇跡のコロンビア

コロンビア大統領選挙の決選投票が現地時間の6月21日に行われる。候補者は右派のアベラルド・デ・ラ・エスプリエジャ候補と、右派のイバン・セベタ候補である。ブラジルの世論調査・データ分析会社Atlaslntelによると、最新の支持率は、アベラルド・デ・ラ・エスプリエジャが52・6%、イバン・セベタ候補は44・8%となっている。現政権の腐敗もあり、右派が優位に立っている。
