1. Víctor M Rodríguez

Víctor M Rodríguezに関連する記事

2026年07月16日 (木曜日)

コロンビア――民主主義の強さが試される転換期

執筆者:ビクトル・M・ロドリゲス

政権交代そのもの以上に、本当の課題は、政治的な分断や急進化、そして制度への不信感によって、民主的な政権交代が新たな対立の連鎖へと変わってしまうのを防ぐことである。政治学者ルイス・フェルナンド・トレホス氏は、コロンビアだけでなく、ラテンアメリカ全体にもこの問いを投げかける政情を分析している。

【黒薮注】ルイス・フェルナンド・トレホス(Luis Fernando Trejos Rosero)は、コロンビアの政治学者・国際関係論研究者。武装勢力、組織犯罪、治安、平和構築、民主主義の研究で知られる。

続きを読む »

2026年07月13日 (月曜日)

ベネズエラ、人道危機に直面——マドゥロ裁判と再び先送りされる移行

道的緊急事態、政府の対応をめぐる疑問、そしてニコラス・マドゥロに対する司法手続きの進展によって、新たな状況が形作られている。そこでは、物的・制度的・政治的な復興は切り離せないもののように見えている。

ベネズエラを襲った地震は、多くの犠牲者や避難を余儀なくされた家族を生み、都市をコンクリートの瓦礫の山へと変えただけではなかった。また、この国が長年抱えてきた問いにも改めて光を当てることになった。国家はこれほど大規模な緊急事態に対応する準備がどれほどできていたのか。災害はどの程度まで防げた可能性があったのか。そして、災害以前の政治的・行政的・技術的な方針について、誰が責任を負うのか。

続きを読む »

2026年06月25日 (木曜日)

コロンビア大統領選、投票したが、その分断は解決されなかった

コロンビア大統領選決選投票は、右派のアベラルド・デ・ラ・エスプリエジャ氏が左派のイバン・セペダ氏を僅差で破り、新大統領に選出された。治安回復を訴える保守層と、社会正義や和平を重視する進歩派との対立は最後まで拮抗し、国民の深い政治的分断を映し出した。新政権は治安、経済格差、和平プロセスをめぐる難しいかじ取りを迫られる。

執筆者:ビクトル・M・ロドリゲス

決選投票によって勝者は決まった。しかし、この選挙はそれだけではなかった。安全と平和、不安と希望の間で揺れる国の姿を改めて浮き彫りにし、政治的な分断が統治を妨げないようにするという課題も示した。

続きを読む »

2026年06月22日 (月曜日)

圧力にさらされる民主主義――統治するだけでは十分と思われなくなるとき

執筆者:ビクトル・M・ロドリゲス

政治の議題が一時的な論争や政党間の対立、短期的なメディア向けの騒動に費やされる一方で、ウルグアイやラテンアメリカでは、はるかに深刻な緊張が徐々に顕在化しつつある。それは、民主主義が約束するものと、実際に市民のために解決できていることとの間に広がる溝である。

これは単に大統領支持率や世論調査、あるいはイメージの低下の問題ではない。より構造的な課題なのだ。治安、雇用、生活費、福祉といった問題が依然として市民の最大の関心事であるにもかかわらず、政治的な議論が権力をめぐる内部対立ばかりに終始しているとき、統治者と被統治者の関係には何らかの亀裂が生じ始める。

 

続きを読む »