日本の新聞社を巨大企業へ牽引した2大政策が完全に破綻、「押し紙」と高額景品使用
周知のように日本の新聞社の発行部数の多さは、世界でも群を抜いている。世界新聞協会(WAN-World Association of Newspaper)が、公表しているランキング(2016年)によると、日本から4社が10位以内にランクインしている。朝日新聞、読売新聞、毎日新聞、日経新聞である。
発行部数の多さは日本の新聞社の際だった特徴といえよう。しかし、なぜ、日本の新聞社だけが怪物のように巨大化したのだろうか。わたしはその要因は3点あると考えている。
①戸別宅配制度
②高価な景品を使った新聞拡販
③「押し紙」政策