取材拒否の博報堂が発行した「後付け」見積書の疑問、代筆放送確認書とCMコード非表示の整合性はあるのか?
博報堂に対して繰り返し取材を申し入れているが、今のところ応じる気配はない。21日も広報部に取材を申し入れたが、係争中を理由に断られた。どうやら取材には応じないという社の方針があるのではないか。
取材対象の事件は、博報堂とアスカコーポレーションの係争である。昨年の12月に博報堂がアスカコーポレーションに対して約6億円の損害賠償を起こしたのに対して、今年5月、アスカコーポレーションも逆に約15億円の過払い金の返済を求めて提訴した。
その中で放送確認書のCMコードが非表示になっている事実や、博報堂がテレビ局に代って放送確認書を代筆していた事実、それに不可解な見積書の存在などが輪郭を現わしたのである。