2014年08月01日 (金曜日)

東京第五検察審査会が、東電の元経営陣に対して起訴相当の議決、くじ引きソフトの疑惑は晴れたのか?

東京第5検察審査会は、7月23日、東電の旧経営陣である勝俣恒久(元会長)、武藤栄(元副社長)、それに武黒一郎(元副社長)の3氏に対して「起訴相当」の決議を下した。残りの3氏については、起訴しないことが相当とする判断を下した。

検察審査会というのは、「検察」の名前を付しているが、検察が不起訴にした事件につき、その正当性を検証する組織で、最高裁事務総局の管轄下にある。検察の組織ではない。裁判員裁判の裁判員と同様に、検察審査員は有権者の中からくじ引きで選ばれる。定員は11名で、半年ごとに半数が交代する。

検察審査会が「起訴相当」の判断を下すと、検察は対象事件を再捜査して、
再び起訴するか、不起訴にするかを決める。不起訴と結論づけた場合、有権者は再度、検察審査会に審査の申し立を行うことができる。

そして2度目の「起訴相当」決議が下された場合、容疑者は強制的に法廷に立たされることになる。このようなプロセスを経て、刑事裁判に発展した例としては、小沢事件が有名だ。

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2014年07月31日 (木曜日)

電磁波問題が広がるなか、住民説明が欠落したソフトバンクの基地局設置「マニュアル」

ソフトバンクが制作した『携帯電話用無線基地局設置のお願い』と題するリーフレットがある。おそらく基地局を設置する予定になっている地域の住民や基地局の地権者を対象として作成されたものではないかと思うが、その内容に大きな問題が含まれている。

ここに書かれていることを住民や地権者がうのみにして、基地局が設置され、健康被害が発生したとき、同社はどのようなかたちで責任を取るのか、懸念材料が多い。

周知のように、携帯電話の通信に使われるマイクロ波は、さまざまな健康被害の原因として疑われている。単に頭痛や耳鳴り、鼻血といった「軽度」の症状だけではなく、癌など深刻な病気とも関係がある可能性が高まっている。最近の研究でアルツハイマー病やパーキンソン病などの原因としても指摘されている。

遺伝子に対する毒性については、2011年にWHOの傘下にあるIARC(国際癌研究機関)が、発癌の可能性を認定している。

こうした状況の下では、当然、電話会社は基地局を設置する場合に住民の合意を得るのが、社会通念である。違法行為ではないから、何をしてもいいことにはならない。

ところがリーフレットを見る限り、ソフトバンクは地元住民の合意を得ることをルールとして定めていない。次に示すのは、リーフレットに明記された基地局設定の9のプロセスである。

1,無線基地局の建設計画

2,物件オーナー様等への設置のお願い

3,各種調査・検討

4,物件オーナー様との賃貸借契約締結

5,無線基地局工事・詳細設計図面の作成

6,物件オーナー様等への着工のご説明

7,無線基地局建設工事

8、各種試験・検査

9,サービス開始

■出典

「1」から「9」を見る限り、「近隣住民の合意を得る」プロセスが欠落している。基地局設置をめぐるトラブルが増えているにもかかわらず、トラブルを回避するための手段をあえて放棄しているのだ。

こじつけ解釈をするならば、「6,物件オーナー様等への着工のご説明」の「等」に住民が含まれている可能性があるが、本来は、オーナーの承諾よりも、圧倒的多数の住民の承諾の方が重要なわけだから、優先順位が間違っている。

 

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2014年07月30日 (水曜日)

訂正と本日のシンポジウムのお知らせ

【訂正】7月28日付けの「安倍首相がトリニダード・トバゴへ乗り込んだ本当の理由」と題する記事に、誤りがあり訂正しました。「中国の習近平主席がカストロ大統領と一緒にチリへ行った」と書きましたが、これは間違いでした。間違った原因は、チリの首都であるサンティアゴという同じ地名が、キューバにもあり、それを区別する表現を見落としていたことです。正しくは、(キューバの)サンティアゴへ行ったという意味でした。

また、上記の間違いが引き金となり、習近平主席の訪問先であるアルゼンチンをチリと間違って表記していました。読者の皆様には、お詫びを申し上げます。訂正済みです。

【シンポジウムのお知らせ】フリーランスの出版人らが起こしている特定秘密保護法の違憲訴訟についての理解を深めるための「7・30国民大集会」が、30日(本日)に開かれます。詳細は次の通りです。

日時:7月30日(水)午後6時30分開場、7時開始

場所:文京区民センター3階A大会議室

文京区民センター(地下鉄「春日」「後楽園」JR「水道橋(アクセス)

主催:秘密保護法違憲フリーランス訴訟原告団

参加費:無料

第1部 秘密保護法違憲訴訟の現状

(1)東京訴訟 山下幸夫弁護士

(2)横浜訴訟 海渡双葉弁護士(予定)

(3)静岡訴訟 藤森克美弁護士

第2部 私たちは舞台から秘密保護法廃止を目指します

(1)演劇『それは秘密です。』

木原未緒さん

(2)ミュージカル『THE SECRET GARDEN ―嘘の中にある真実―』

石村淳二さん、ほか

第3部 秘密保護法が取材に与える悪影響

(1)自衛隊取材 三宅勝久さん

(2)警察取材 佐藤裕一さん

(3)原発取材 木野龍逸さん

(4)戦争取材 林克明さん

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2014年07月29日 (火曜日)

小沢一郎を法廷に立たせた東京第5検察審査会には審査員がいなかったと判断した根拠、調査の当事者が語る

前参院議員の森裕子氏が、旭化成の元役員で『最高裁の罠』の著者・志岐武彦氏を訴えた裁判を通じて、小沢一郎事件の裏面が輪郭を現してきた。

東京第5検察審査会に対する重大疑惑。それは・・

---2度にわたる「起訴相当」議決を下して、小沢氏を法廷に立たせた同審査会には審査員が1人もいなかったのではないか?「起訴相当」議決は、検察審査会を管轄している最高裁事務総局によるでっちあげだったのではないか?審査員を選ぶくじ引きソフトのからくりとは?

「森VS志岐」裁判の判決(志岐氏の勝訴)が下された7月18日の夜、東京都豊島区の豊島区民センターで、この問題を検証するシンポジウムが開かれた。わたしがコーディネーターを務めるかたちで、東京第5検察審査会にかけられた重大疑惑を解明したプロセスを、当事者の志岐武彦氏と石川克子氏に語ってもらった。

両氏は、なにを根拠に審査員がいなかったと判断したのか?

また、原発事故の被害者で福島原発告訴団のひとりである熊本美彌子氏には、この原発訴訟が福島地検から東京地検へ移送されたあげく不起訴にされ、疑惑の東京第5検察審査会に割り当てられるまでの経緯をうかがった。

コーディネーター黒薮哲哉

発言志岐武彦(本裁判の被告)

    石川克子(市民オンブズマンいばらき・幹事)

   熊本美彌子(福島原発事故で東京に避難中。福島原発告訴団の一員)

                       【動画撮影:山田幹夫】

 

 

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2014年07月28日 (月曜日)

安倍首相がトリニダード・トバゴへ乗り込んだ本当の理由

建前と本音を使い分ける国民性が浸透している国とはいえ、それが国政の場でも暗黙の了解となっているとすれば、民主主義の根幹にかかわる。

安倍晋三首相は、7月25日から8月2日の日程で、メキシコ、トリニダード・トバゴ、コロンビア、チリ、ブラジルの5カ国を訪問している。

企業関係者70名を同伴したことに象徴されるように、海外ビジネスを強化すべく良好な国際関係を構築することが訪問の目的のようだが、首相個人のイデオロギーに基づいた別の目的もあるようだ。

この訪問の狙いのひとつに、日本が立候補している来年の国連安保理非常任理事国選挙の工作がある。

8月1日にブラジルのルセフ大統領と首脳会談を開き、常任理事国の枠を拡大する提案を両国が行うための意思確認をする予定になっていることは、日本のメディアも報じているが、カリブ海のトリニダード・トバゴ訪問の背景にある安倍首相の戦略については、ぼかした報道になっている。

トリニダード・トバゴで安倍首相は、ラテンアメリカとカリブ海地域の14ケ国で構成する共同体CARICOMの会議に出席する予定になっている。スペインの有力紙「エルパイス」紙の報道によると、実はこの14ケ国のうち5ケ国は、中華人民共和国を承認せず、台湾を合法政府とみなしている「反中」派の国である。

この点に着目してトリニダード・トバゴに乗り込み、「反中」派との関係を深め、安保理非常任理事国選挙での票を獲得しようという魂胆(こんたん)のようだ。日本の「反中」と軍事大国化の流れを、首相の権限で国際舞台でも加速させているのである。

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2014年07月25日 (金曜日)

読売新聞のウエブサイト「読売新聞へようこそ」が、発行部数を10,007,440 部と表示、実際は9,279,755部

「読売新聞へようこそ」と題するウエブサイトにある「数字で見る読売新聞」と題するページに、読売は自社の発行部数を10,007,440 部と表示している。しかし、この数字は、昨年の11月のものである。

■「読売新聞へようこそ」PDF

 

一方、「読売新聞広告ガイド」には、最新の数字、つまり2014年6月の部数、9,279,755部を表示している。

■「読売新聞広告ガイド」PDF

本来、読売は「読売新聞へようこそ」に、9,279,755部と表示すべきところを、7ケ月で失った72万7685万部を水増しして表示していることになる。

「読売1000万部」の看板を下ろしたくないために、「読売新聞へようこそ」に10,007,440 部と表示したのではないかと思われる。今後、いつまでこの数字を表示し続けるのか、MEDIA KOKUSYOで注視ていきたい。

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2014年07月24日 (木曜日)

読売の部数減とまらず、5月から6月で6万8000部、昨年11月から72万部減、東京新聞と神奈川新聞の2社分に相当

 日本ABC協会が公表した新聞発行部数の6月データで、読売新聞が5月から6月にかけて、6万8394部を減らしていることが分かった。6月の実数は927万9755部だった。

 これにより昨年11月の1000万7440部から、7か月で72万7685万部を減らしたことになる。

読売新聞のここ数カ月の部数の変遷は次の通りである。

2013年10月 9,882,625

2013年11月 10,007,440

2013年12月 9,767,721

2014年1月 9,825,985

2014年2月 9,738,889

2014年3月 9,690,937

2014年4月 9,485,286

2014年5月 9,348,149

2014年6月 9,279,755

 72万7685万部という数字がいかに大きかを、読者は想像できるだろうか? ABC部数の5月データによると、東京新聞の発行部数は、52万2252部で、神奈川新聞は、20万3483部である。つまり首都圏の有力紙、東京新聞と神奈川新聞が消えたに等しい。

 今後、原発の再稼働に反対する運動や、解釈改憲に反対する運動が広がるにつれて、さらに読者離れを招く可能性が高い。

■参考記事:読売の販売部数が半年で66万部減 1千万部ビジネスモデルの崩壊、販売店「残紙整理が始まった」

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2014年07月24日 (木曜日)

安倍内閣内閣の支持率32%~53%まで、世論調査は信用できるのか?

マスコミ各社が6月の下旬から7月の中旬にかけて行った安部内閣についての世論調査のうち、内閣支持率と不支持率は、次のようになった。

■■Yahoo!みんなの政治

支持率: 32.6%

不支持率:66.5%

調査人数:4万4,230人

調査期間:6月26日~28日

■■NNN(日本テレビ系列)

支持率:45.2%

不支持率: 35.8%

調査人数:1046人

調査期間:7月11日~13日

■■日経新聞

支持率:53%

不支持率:36%
調査人数:?

調査期間:6月27日~29日

■■時事通信
支持率:44.6%

不支持率:34.6%

調査人数:?

調査期間:7月11日~14日

■■NHK

支持率:47%

不支持率:38%

調査人数:978人

調査期間:7月11日~13日

■■読売

支持率:48%

不支持率:40%

調査人数:?

調査期間:7月2日~3日

■■朝日

支持率:43%

不支持率:33%

調査人数:1756人

調査期間:7月21~22日

■■毎日
支持率:45%%

不支持率:35%%

調査人数:?人

調査期間:6月27日~28日

支持率は日経の調査をのぞいて、50%を切っている。

支持率が最も低かったのは、「Yahoo!みんなの政治」の32.6%。不支持率が最も高かったのも、「Yahoo!みんなの政治」で66.5%だった。

調査対象になった人数が最も多かったのは、「Yahoo!みんなの政治」の4万4230人だった。これに対して他の調査では、おおむね1000人から2000人の規模だった。

マスコミ各社の世論調査で明らかになった数字をどのように解釈すべきだろうか。以下、留意点について述べてみよう。

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2014年07月18日 (金曜日)

中米ニカラグアの35年、海外派兵と内政干渉の大罪を考える

7月17日、ニカラグアは、「歓喜の日(el Día de la Alegría)」を迎える。ニカラグアでは、19日の革命記念日はいうまでもなく、17日の「歓喜の日」も国民的行事になっている。今年は革命35周年である。

1979年7月17日の未明、一機のヘリコプターがコンチネンタル・ホテルから舞い上がり、数分後に首都マナグアの空港へ着陸した。ヘリから降り立った独裁者アナスタシオ・ソモサは、空港の一角で待機していた自家用ジェット機に向かって歩きはじめた。  やがて機は滑走に入り、明けがたの空へ機体を浮かし、米国マイアミの方向に消えた。

その2日後、FSLN(サンデイニスタ民族解放戦線)が首都マナグアを制圧し、40数年にわたる軍事独裁政権に終止符を打ったのである。

その後、ニカラグアは紆余曲折を繰り返し、国際ニュースの表舞台に出てくる。

ニカラグアの傀儡(かいらい)政権を失った米国は、ニカラグアの隣国ホンジュラスを基地の国に代え、傭兵部隊コントラを組織し、世界一高性能な武器で武装させ、新生ニカラグアの転覆に乗り出した。経済封鎖も断行。こうした外圧を受けて国内は荒廃し、1990年の大統領選でFSLNは敗北し、野に下る。

みずからが打ち立てた議会制民主主義のルールにより、政権を退いたのである。

しかし、今世紀に入る直前からラテンアメリカ全体に大きな変化が現れてくる。ベネズエラでキューバのカストロ政権に極めて近いチャベス政権が誕生したのを皮切りに、次々と左派、あるいは中道左派の政権が生まれはじめたのだ。

新自由主義の失敗の反動だった。こうした流れの中で、2007年、再びFSLNが政権を奪還する。現在のオルテガ大統領は、FSLNがゲリラ組織だった時代の元司令官である。

わたしがはじめてニカラグアを訪れたのは1985年。次に紹介するルポルタージュは、FSLNが政権を失っていた1995年に取材・執筆したものである。新日本文学賞の公募に出した原稿で、最終候補には残ったが、落選して商業誌では活字にならなかったものだ。知人で同人誌を主宰している人が、特別に掲載してくれたものである。初公開である

海外派兵で他国に内政干渉するとはどういうことなのかを考えてほしい。

■ルポルタージュ『ニカラグア』①PDF

■ルポルタージュ『ニカラグア』②PDF

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2014年07月17日 (木曜日)

明日18日に「森ゆうこVS志岐武彦」裁判の判決、裁判の背景に、日本の前近代的な組織-検察審査会を牛耳る最高裁事務総局の闇

元参院議員の森ゆうこ氏が、元旭化成の役員で、『最高裁の罠』の著者・志岐武彦氏に対して、500万円のお金と言論活動の制限を要求している裁判の判決が、7月18日の午後に言い渡される。

既報したように、この裁判の発端は、検察審査会が起訴議決により小沢一郎議員を法廷に立たせたことである。起訴議決が行われた日が、小沢氏が立候補していた民主党代表戦の投票日(2009年9月14日)と重なったために、小沢氏の支援者が不信感を募らせ、検察審査会の調査に乗り出した。

※検察審査会は、「検察」の名を付しているが、最高裁事務総局の組織。

調査の先頭に立ったのは、森氏、志岐氏、それに「市民おんぶずまん茨城」の石川克子事務局長(当時)だった。3人は抜群の連携プレーで調査を続けた。

その結果、小沢起訴は、審査委員不在で最高裁事務総局が行った「架空議決」だったのではないかという十分に根拠のある証拠が浮上してきたのである。最高裁事務総局にとっては危機だった。マスコミが書けない大スキャンダルだった。

ところが情勢が急変する。森氏が最高裁事務総局よりも、むしろ検察に責任があると強く主張するようになったのだ。森氏と志岐氏は、ネットなどを通じて論争を展開した。そして昨年、森氏が志岐氏に対して、500万円の金と言論活動の一部制限を要求して裁判を起こしたのだ。

森氏の行為は、志岐氏に対する口封じという声が広がり、志岐氏を支援する会が結成された。最高裁事務総局に不信感をいだく人々だった。

ちなみに小沢氏は無罪になった。その後、この問題については、沈黙されている。

小沢氏に対する起訴議決の仕掛け人は、最高裁事務総局による審査員不在の「架空議決」か、それとも検察が審査員を誘導して起訴議決させた結果なのか?この問題が裁判の根底にあるのだ。

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2014年07月16日 (水曜日)

特定秘密保護法、2007年の第1次安倍内閣の時代、すでにアーミテージ文書で米側が秘密保護の強化を提言

昨年(2013年12月)に成立した特定秘密保護法の起源は、第1次安部内閣の時代にリチャード・アーミテージとジョセフ・ナイが作成した『日米同盟』と題するレポートの2007年度版にあるようだ。

このレポートの中で、改憲議論の奨励や、国防費の増額要求などとならんで、機密情報を守る必要が提唱されている。日本に対する提唱事項は、次の5点である。

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2014年07月11日 (金曜日)

脱法ハーブ報道にみる水面下の世論誘導の実態、厚労省・警察庁のキャンペーンと連動か?

このところ新聞とテレビが脱法ハーブに関するニュースを連日のように報じている。これらの報道に接していると、あたかも連鎖反応のように脱法ハーブが引き金となった交通事故が多発しているような印象を受ける。

しかし、次のような見方もできる。この種の事故は今に始まったことではないが、警察が記者クラブに情報を提供しなかったために、ニュースにはなり得なかった可能性である。

わたしはメディアを利用して国が、脱法ハーブ撲滅のキャンペーンを展開しているのではないかと疑っている。報道する側も自覚がないまま、脱法ハーブがからんだ交通事故のニュースを機械的に垂れ流している。

脱法ハーブが原因となった交通事故に関する一連の報道は、6月24日に東京・池袋で37歳の男性が脱法ハーブを吸って車を運転して事故を起こし、8人を死傷させた事故が発端である。

その後、次のような事故が新聞やテレビで報じられた。以下、池袋のケースも加えて時系列を示した。

【6月24日】池袋で脱法ハーブを吸った男性が交通事故を起こし、1人が死亡、7人が負傷した。

【7月2日】愛知県豊橋市で、乗用車が民家のフェンスに衝突。運転していた男が脱法ハーブを吸って事故を起こしたことを認めた。

【7月5日】東京都北区赤羽で車がバイクとタクシーに衝突。事故を起こした男が脱法ハーブを吸って、車を運転していたことが判明した。

【7月6日】   栃木県警が脱法ハーブ「α-PVT」を販売目的で所持していた男を逮捕した。

【7月8日】 東京都板橋区で、乗用車が電柱に衝突。運転手が脱法ハーブなどの薬物を吸っていたことが判明した。

【7月8日】 仙台市内で無免許運転の男が衝突事故を起こした。県内の店で脱法ハーブを手に入れ、車内で吸ったことを認めた。

【7月11日】 東京都立川市で車が電柱に激突して運転手が死亡。車のダッシュボードから、脱法ハーブが見つかった

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渡邉恒雄氏の死に際して、次から次へと追悼記事が掲載されている。ここまで夥しく提灯記事が現れるとさすがに吐き気...

西日本新聞福岡地裁押し紙敗訴判決のお知らせ―モラル崩壊の元凶 ...

福岡・佐賀押し紙弁護団 弁護士・江上武幸(文責)2024年(令和6年)12月25日 昨日(24...