1. 2020年5月度のABC部数、朝日新聞は「500万部切れ」へカウントダウン、止まらぬ新聞発行部数の急落

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2020年07月06日 (月曜日)

2020年5月度のABC部数、朝日新聞は「500万部切れ」へカウントダウン、止まらぬ新聞発行部数の急落

2020年5月度のABC部数が明らかになった。コロナウィルスの影響なのか、中央紙各紙は大幅に部数を減らしている。

このうち朝日新聞は、この1年で約43万部の減部数となり、500万部切れが時間の問題となった。読売新聞も、年間で約40万部を減らした。毎日新聞は約19万部の減部数である。

詳細は次の通り。()内は、対前年同月差である。

朝日:5,083,583 (-432,063)
毎日:2,198,324(-193,376)
読売:7,623,780(-404,181)
日経:2,069,880(-228,424)
産経:1,315,039(-61,325)

周知のようにABC部数には、残紙が含まれている。減部数の原因は、残紙を整理した結果である可能性が高い。

ちなみにこの1年の全国の日刊紙の減部数は、約195万部である。年間200万部減のペースは止まらない。

 

【参考記事】新聞の総発行部数が2年間で400万部減、朝日と読売は年間で約40万部減 、新聞業界の没落が明白に

 

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