1. 藤井夫妻とA夫妻の話し合い記録の全反訳、A夫妻の尋常ではない「思い込み」、横浜副流煙事件の記録

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2020年04月24日 (金曜日)

藤井夫妻とA夫妻の話し合い記録の全反訳、A夫妻の尋常ではない「思い込み」、横浜副流煙事件の記録

既報してきたようにA一家から裁判を起こされ4500万円を請求されている藤井さん一家の中で、煙草を吸っているのは藤井将登さんだけである。しかし、ヘビースモーカではない。自室でほんの少量を吸うにすぎない。ところがA一家は、藤井将登さんが次から次へ煙草を吸い、その煙が自宅まで入り込んでくると主張している。それ自体が不自然な主張だ。病的だ。

また、A夫妻は藤井敦子さんも喫煙者だと主張している。特にA妻がこの妄想に固執している。

さらに控訴人・A夫の日記によると、藤井夫妻の娘も煙草を吸っているという疑いをかけている。日記からは、藤井将登さんの行動を終始監視している様もうかがえる。〇〇時に「外出した」とか、「車がない」とか・・・。

激しい思い込みがあり、第3者から見れば、病的な印象を受ける。

この問題が勃発したころ、藤井夫妻とA夫妻が、同じ団地の住人の立会の下で、話し合いを持ったことがある。それに先立って、A夫妻が藤井夫妻に煙草についての苦情を言って来たので、藤井将登さんは煙草を控えていた。その時期に持たれた話し合いである。

話し合いの音声録音は、反訳で保存されている。次に紹介するのは、その音声と反訳である。

   ■2016年9月22日の話し合い

会話のはしばしにA夫妻の思い込みの激しさを想像させる言葉がある。藤井敦子さんが喫煙者であると繰り返している。ただし、会話の様子からして、A夫妻が嘘をついているとも思えない。両者とも真剣なのだ。なぜ、このような現象が起きるのか、原審で争点にならなかった病理学的な見地からの視点はなのだろうか。

メディア黒書で公開した控訴答弁書を読んだ読者のひとりから、A夫妻が「感応性妄想性障害」ではないかとの指摘があった。「感応性妄想性障害」とは、「強い影響力を持つ者(信者に対する教祖とか、子に対する親)の精神障害に反応して、子や信者に一時的に表れる精神の異常状態」である。

かりに精神の病が事件の背景にあるとすれば、この裁判提起を勧め支援した日本禁煙学会の関係者の責任は重い。止めるべきだったのだ。この点に関しても、控訴審で審理すべきだろう。

控訴答弁書の全文