1. 中央紙5紙、年間で98万部の減部数、東京新聞3社分が消える、2025年8月度のABC部数

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2025年10月20日 (月曜日)

中央紙5紙、年間で98万部の減部数、東京新聞3社分が消える、2025年8月度のABC部数

2025年8月度のABC部数が判明した。それによると前年同月比で、朝日新聞は、約15万部の減、毎日新聞は約26万部の減、読売新聞は約44万部の減部数となった。

毎日新聞と読売新聞の大幅な部数減に歯止めがかからない。朝日新聞は減部数の幅が減少している。

中央紙5紙では、年間で98万部の減部数となった。これはおおよそ東京新聞が3社消えたに等しい。各新聞社の部数の詳細は次の通り。

朝日新聞:3,212,827(-150,385)
毎日新聞:1,176,751(-262,406)
読売新聞:5,367,089(-438,006)
日経新聞:1,277,296(-82,974)
産経新聞:796,577(-47,910)
5紙合計:11,830,540(-981,681)

 ※ABC部数には、「押し紙」が含まれているので、実配部数はABC部数の2割から3割ぐらい少ないと推測される。