新聞業界--公序良俗違反のデパート、残紙、ABC部数の改ざん、技能研修性の使用
民法90条を根拠として、残紙の無効と損害倍書を主張する潮流が生まれはじめている。
【民法90条】公の秩序又は善良の風俗に反する事項を目的とする法律行為は、無効とする。
ウェブサイト上のHP「民法の基本」は、次のように公序良俗を解説しいている。
伝統的な学説は、公序良俗概念を社会的妥当性の意味に捉えて、社会的妥当性を欠く行為を絶対無効であるとしてきた。だが、近時は、公序良俗概念を再構成する試みがある。有力な見解として、社会的公序と経済的公序を対比させたり、個人の基本権保護と結び付けて考えたりする学説がある。これらの学説の特徴は、公序良俗に反する行為を類型化することによって、違反の効果を柔軟に判断する点にある。
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専門的な解釈と運用は、法の専門家にゆだねるとして、ジャーナリズムの観点から、新聞業界の中で明らかに公共の秩序を乱している行為をクローズアップしてみよう。