1. 「紙の爆弾」が、高市首相の狡猾な資金作りを報道、2012年度だけで約300万円、奈良地検は起訴せず

新聞業界の政界工作に関連する記事

2025年11月06日 (木曜日)

「紙の爆弾」が、高市首相の狡猾な資金作りを報道、2012年度だけで約300万円、奈良地検は起訴せず

11月7日発売の『紙の爆弾』に、筆者(黒薮)が執筆した「高市早苗首相のマネーロンダリング疑惑」と題する記事が掲載された。

この記事では、政治献金の還付制度を利用して資金を捻出したとされる手法について述べている。報道や公開資料によれば、高市氏は2012年度だけでも約300万円の還付金を受け取ったとされている。

政治献金の還付制度とは、有権者が政治献金を行った場合、確定申告の際に税務署で所定の手続きを行うことで、一定割合の金額が還付される制度である。還付額は献金額のおおよそ30%(厳密には、寄附額から2,000円を差し引いた金額の30%)である。

また記事では、高市氏が新聞業界から政治献金を受けてきた点にも着目している。これらを通じて、「政治と金」の関係について考えることを目的とした内容である。

メディア黒書ではこれまでも高市氏に関わる政治資金関連の事案を継続的に取り上げてきた。

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