1. 滋賀医科大病院事件

滋賀医科大病院事件に関連する記事

2019年07月12日 (金曜日)

大阪毎日放送(MBS)が滋賀医科大学医学部附属病院の事件を扱ったドキュメントでネットで公開

大阪毎日放送(MBS)が制作した滋賀医科大学医学部附属病院で起きている前立腺癌の治療をめぐる事件をクローズアップしたドキュメントがネット上でも公開された。タイトルは、「閉じた病棟-大学病院で何が起きたのか~」。次のURLでアクセスできる。

閉じた病棟-大学病院で何が起きたのか~

 

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2019年07月04日 (木曜日)

大阪毎日放送(MBS)が、滋賀医科大学付属病院を舞台とした事件のドキュメンタリーを放送、「映像’19 閉じた病棟~大学病院で何が起きたのか」

大阪毎日放送(MBS)が、6月30日の深夜(24:50)、滋賀医科大学付属病院を舞台とした事件のドキュメンタリーを放送した。「映像’19 閉じた病棟~大学病院で何が起きたのか」というタイトルで、50分にわたる長編ドキュメンタリーだ。

メディア黒書でも報じてきたように、滋賀医科大病院が実施している小線源治療は、岡本圭生医師によって開発された最先端のもので、卓越した成績を残している。転移する可能性が高い「高リスク」の癌であっても、5年後の非再発率が95%を超えている。「低リスク」と「中リスク」の場合は、ほぼ全員が完治する。岡本メソッドにより、前立腺癌は転移さえなければ、ほぼ完治できる時代になったのである。

大学病院も、岡本メソッドに特化したセンターを設ける構想を検討するなど、全面的に岡本医師を支援していた。講座を開設して、岡本メソッドの普及にも努めていた。

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2019年06月28日 (金曜日)

滋賀医科大病院が国立がん研究センターのプレスリリースを改ざん、岡本メソッドを過小評価するための印象操作か?

滋賀医科大学医学部付属病院が、国立がん研究センターが公表したプレスリリースを改ざんして、6月11日に、同病院のウェブサイトに掲載していたことが分かった。

この資料は、国立がん研究センターが公表した時点では、1ページに満たない短い資料だった。ところが滋賀医科大は、これに約2ページ分の情報を複数の資料から抜粋して再構成し、3ページに編集した。そして、これら全部が国立がん研究センターによるプレスリリースであるかのように装って掲載したのである。

何が目的でこのような大がかりな改ざん行為に及んだのだろうか。既報したように、滋賀医科大病院は、岡本圭生医師による高度な小線源治療(前立腺癌が対象)を年内で中止して、岡本医師を病院から追放しようとしている。それを正当化するためには岡本メソッドが、他の癌治療と比較して、継続するだけのメリットがないという世論を形成することが必要になる。そこで権威のある国立がん研究センターのロゴが入ったプレスリリースを改ざんして、自分たちの目的に沿った内容にしたである。

具体的な手口は、次ページのユーチューブで紹介している。滋賀医科大病院に問い合わせた際の音声も、そのまま収録した。

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2019年06月23日 (日曜日)

滋賀医科大病院、がん患者270人の治療を突然中止…背景に“医療ミスの隠蔽”か

前立腺がんの最先端治療の打ち切り方針をめぐって、滋賀医科大学医学部附属病院が揺れている。

既報したように、同病院は今年の6月30日をもって岡本圭生医師による高度な小線源治療を廃止して、12月末で岡本医師を解雇する方針を告知している。これに対して岡本医師と同医師による治療を希望している待機患者らは、病院側の方針は治療妨害にあたるとして、治療を継続するように求め、今年2月、大津地裁に仮処分を申し立てた。大津地裁は5月20日に、岡本医師の主張を全面的に認め、治療を11月26日まで延期することを命じる決定を下した。【続きはビジネスジャーナル】

 

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2019年06月15日 (土曜日)

コメントの名誉毀損は却下、治療妨害の禁止をめぐる係争は本訴へ、滋賀医科大の小線源治療をめぐる事件

滋賀医科大付属病院の小線源治療をめぐる事件で、2つの新しい動きがあった。

この事件の経緯については、次の記事を参考にしてほしい。

ビジネスジャーナル(コンパクトにまとめた記事)

マイニュースジャパン(詳細な事件の全容)

 

◆コメントをめぐる仮処分

大津地裁は、6月11日、朝日新聞の記事をめぐる滋賀医科大病院の学長コメントが名誉毀損にあたるとして岡本圭生医師が申し立てていた仮処分を却下する決定を下した。

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2019年06月11日 (火曜日)

滋賀医科大病院の小線源治療をめぐる事件、病院が待機患者らに「踏み絵」、来年からは、岡本医師の治療と経過観察を受けないことを求める承諾書の存在が判明

滋賀医科大付属病院の小線源治療をめぐる事件で、次々と新事実が明らかになっている。この事件は、前立腺癌に対する最先端の小線源治療(5年後の非再発率は、転移の高いリスクのある患者でも、95%を超えている)を行ってきた岡本圭生医師が特任教授を務める小線源治療学寄付講座とそれに併設する「岡本外来」を2019年12月31日で閉鎖する病院の方針に対して、岡本医師と患者らが治療の継続を求めているものである。(手術については、6月30日で終了の方針)

詳しい事件の経緯については、この記事の最後にリンクした記事を参考にしてほしい。

◆岡本医師の勝訴に病院は異議申立

さて、この事件の最新の情報を提供しよう。

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2019年06月02日 (日曜日)

『週刊朝日』が滋賀医科大病院の小線源治療をめぐる事件を報道、名医の追放を問う

滋賀医科大学附属病院の小線源治療(前立腺に放射線を放つシード線源を埋め込む癌治療)をめぐる事件の報道が活発になっている。関西では、NHKを除く主要なメディアが裁判の判決など、事件の節目ごとに取材して、報道してきたが、5月末になって、『週刊朝日』もこの事件を取り上げた。事件報道は、滋賀県から全国区へ広がりはじめている。

『週刊朝日』は、6月7日号で『前立腺がんの放射線治療“患者ファースト”貫く医師が滋賀医大病院を追われる理由』というタイトルの記事を掲載している。執筆者は、この事件を最初から取材している出河雅彦記者である。

事件は、前立腺癌患者に対する小線源治療の手術経験のない成田充弘医師が、上司である河内明宏医師から命ぜられ、みずからの未経験を患者に隠して手術を行おうとしたのを、岡本圭生医師が止めたことがひとつの引き金となっている。実質的には、人間モルモットを使った手術練習の未遂事件だ。

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2019年05月29日 (水曜日)

最初の司法判断は岡本圭生医師の完全勝訴――滋賀医科大の小線源治療をめぐる事件で法的措置が多発

大津地方裁判所の西岡繁靖裁判長は5月20日、癌患者と主治医が申し立てた癌治療の妨害を禁止する仮処分申立に対して、人命優先の決定を下した。

午後1時35分。裁判所の玄関から2人の患者が小走りに駆けだしてきて、曇り空の下で持ち受ける報道陣や支援者らの前で、「待機患者の救済認められる!」と書いた紙を広げた。カメラのシャッター音が一斉に響いた。

「どうでしたか?」

「勝ちました」

「よし!」

拍手が起こった。

「認められたのは、(申立人の)7人だけですか」

「岡本先生が治療される患者全員です」

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2019年05月21日 (火曜日)

滋賀医科大の事件、取材するメディアが急増するも、NHKは取材せず

昨日、大津地裁で、滋賀医科大学医学部附属病院の岡本圭生医師らが病院に対して起こしていた小線源治療の妨害禁止を求める仮処分の判決があった。判決は、岡本医師の主張を全面的に認めたものだった。

滋賀医大附属病院の特殊がん治療「小線源治療」継続認める決定(MBS)

この事件は、メディアの関心を集めていることもあって、判決後の記者会見には、これまで報道を続けてきた朝日新聞、大阪毎日放送、朝日放送などはいうまでもなく、関西テレビ、共同通信、京都新聞、産経新聞、読売新聞なども参加した。

ところが主要メディアの中で一社だけ取材しようとしないメディアがある。NHKである。この局は、事件の勃発当初はいうまでもなく、刑事告訴も絡んできてこの事件が深刻さを増してきた後も、まったく取材しない。

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2019年05月11日 (土曜日)

滋賀医科大の小線源治療をめぐる事件、朝日放送が報道、文書偽造で河内明宏教授を刑事告訴

大阪朝日放送が、10日、「医師の任期切れ問題に揺れる滋賀医大病院 『推薦書偽造』で教授を刑事告訴へ」というニュースを放送した。問題となっている文書は、4月から滋賀医科大で岡本圭生医師とは別枠で小線源治療の外来を始めた成田充弘医師の職域・所属に関するもの。

 ■医師の任期切れ問題に揺れる滋賀医大病院 「推薦書偽造」で教授を刑事告訴へ

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2019年05月02日 (木曜日)

本日(5月2日)、18:15分から大阪朝日放送が滋賀医科大の小線源治療をめぐる事件を報道

本日(5月2日)の午後6時15分から、大阪朝日放送が「キャスト」で、滋賀医科大の小線源治療をめぐる事件について報じる。

小線源治療とは、放射線を放つ小さなシード線源を前立腺に埋め込んで、そこから放射線でがん細胞を破壊する療法である。小線源治療そのものは、滋賀医科大病院とは別の医療機関でも実施されているが、同病院の岡本メソッドの特徴は、高い線量でがん細胞を完全に死滅させながらも、前立腺周辺の臓器は放射線被ばくを回避できるというものである。

5年後の非再発率は、低リスクで98.3%、中リスクで96.9%、高リスクでも96.3%である。これに対して一般的な小線源治療、ダビンチ手術、それに外部照射治療では、非再発率は40%から70%にとどまる。岡本メソッドは、がんが転移さえしていなければ、高リスクのがんでも、浸潤したがんでもほぼ100%完治させることができる。その治療技術は海外でも高い評価を受けており、ラジオNIKKEIは、岡本医師に対する2回シリーズのインタビューを放送している。

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2019年04月19日 (金曜日)

滋賀医科大病院の小線源治療をめぐる不正隠蔽事件 患者らが「治療妨害禁止」を求め仮処分申し立て、病院側は1千人のカルテ不正閲覧

患者たちの人命を優先するのか、それとも大学病院のメンツを優先するのか。ある意味では答えの判然とした、それでいて詭弁に満ちた係争が滋賀医科大学医学部附属病院で起きている。司法判断が注目されるなか、病院側は4月1日、大胆不敵にも新たな一歩を踏み出した。自分たちの主張をPRするかのように、現時点で小線源治療について未経験であり、さらには説明義務違反で被告となっている医師による前立腺癌に対する小線源治療の外来を新たに開設したのだ。

しかし、同病院には、これまで小線源治療で世界的に有名な岡本圭生医師が、1100件を超える小線源治療の手術を実施して、患者らの信頼と素晴らしい成果を勝ち取ってきた経緯がある。それにもかかわらず、病院側は4月から新しい外来を設け、岡本医師による治療は6月で凍結する。そして12月末で岡本医師を解雇する。岡本医師が患者の利益を優先して、泌尿器科による医療過誤事件の隠蔽を批判してきたからにほかならない。新外来の発足は、両者の対立構造を浮き彫りにした。

こうした「岡本つぶし」の段階的戦略として、病院は4月1日に泌尿器科独自の小線源治療をスタートさせたのだ。これに先立つ2月、岡本医師による治療凍結で、岡本医師の手術を受けられなくなった待機患者7名が、岡本医師と共に病院に対して、「治療妨害の禁止」を求めて仮処分を申し立てた。両陣営の係争が激化する中、病院は医師でもない病院職員まで動員して、約1000人のカルテの不正閲覧を断行した。岡本バッシングの材料探しである。病院側の論理とはなにか?新に始まった泌尿器科による小線源治療は安全なのか?本稿は滋賀医科大の医療過誤事件を伝える第2弾である。【続きはMyNewsJapan】

 

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