1. ベネッセの携帯基地局問題で地元住民らがブログを開設、高齢者に対する侮辱に怒り

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2013年07月22日 (月曜日)

ベネッセの携帯基地局問題で地元住民らがブログを開設、高齢者に対する侮辱に怒り

東京都目黒区でベネッセが経営する老人ホーム「グランダ八雲」の屋上にNTTドコモが携帯基地局を設置する計画が持ち上がり、それに反対する住民らが運動を広げるためのブログを立ち上げた。次のサイトである。

■グランダ八雲目黒(老人ホーム)にドコモが携帯基地局を建設、入居者から反対の声!!

既報したように「グランダ八雲」の地権者は、日本マクドナルドの元オーナー藤田商店である。藤田商店のビルを借りて、ベネッセが老人ホームを経営していたところ、屋上に基地局が設置されることになったのである。

つまり目黒区八雲の基地局問題には、日本を代表するベネッセ、NTTドコモ、藤田商店とう3企業がからんでいることになる。

◆懸念される電磁波の人体影響  

住民たちが憤りを感じているのは、携帯電磁波の危険性が世界的に指摘されている状況下で、ドコモが閑静な住宅街の中に基地局を設置する計画を進めているというだけではなくて、設置場所が老人ホームの屋上に選定された事である。

携帯電磁波(放射線)の人体影響は、高齢になるほど減少すると言われている。しかし、だからと言って老人ホームを候補地に選ぶのは、高齢者に対する侮辱である。

聞くところによると、入居者の中には、心臓ペースメーカを埋め込んでいる人も居るらしい。これらの人々は、以後、不安にさらされる。

入居料の額で人権の量が変化するわけではないが、1000万円を超える入居料を支払った後、頭上に基地局を設置されたのではたまらない。

電磁波の危険性については、加藤やすこさんの次のサイトが参考になる。

いのち環境ネットワーク

■参考記事:MNJ「ドコモがベネッセ経営の高級老人ホームに携帯基地局設置を計画、生活破壊リスク負わされる入居者と周辺住民」