折込広告の水増し問題(オリコメ詐欺)が法廷へ、佐賀新聞の「押し紙」裁判、11月1日と15日に証人尋問
佐賀新聞を被告とする「押し紙」裁判の証人尋問が、11月1日と11月15日に、佐賀地裁で開かれるのを前に、「押し紙」弁護団の江上武幸弁護士が「裁判傍聴のご案内」と題する文書を公表した。
既報したように、現在、佐賀地裁では佐賀新聞を被告とした2件の「押し紙」裁判が審理されている。吉野ヶ里販売店を原告とするものと、小城販売店を原告とするものである。
裁判の中で、折込広告の水増し問題が重要な検証点になっており、証人尋問の中でも、新聞社販売局の関与など事実の検証がおこなわれる可能性が高い。
法廷は、3階の1号法廷である。
「裁判傍聴のご案内」(抜粋)は次の通りである。
裁判傍聴のご案内 令和元年10月
佐賀新聞押し紙訴訟弁護団
代表 弁護士 江上武幸
(電話 0942-30-3275)
(FAX 0942-30-3276)
拝啓
各位におかれましては、ご健勝のことと推察致します。佐賀新聞社を被告とする「押し紙裁判」は、いよいよ大詰めを迎え、年内結審・来春判決の運びとなりました。
つきましては、佐賀地方裁判所において、次のとおり証人及び本人尋問が実施されることになりましたので、皆様に裁判傍聴のご案内を差し上げる次第です。ご多忙とは思いますが、振るってご参加いただくようお願い申し上げます。
記
1 吉野ヶ里販売店訴訟
(1)期日 11月1日(金) 午前10時~午後4時半
(2)尋問スケジュール
・井手研一 佐賀新聞 元販売局長
・江口賢一朗 同 同
・武富一也 同 元販売局員
・原正則 同 同
・寺崎昭博 吉野ヶ里販売店 元経営者
2 小城販売店訴訟
(1)期日 11月15日(金) 午後1時15分~午後4時
(2)尋問スケジュール
・常安和雄 佐賀新聞 販売局員
・小山 晃 小城販売店 経営者