1. 小池晃議員が暴露した統合幕僚監部が作成した資料の情報公開請求、防衛大臣が決定期間を30日延長、

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2015年09月16日 (水曜日)

小池晃議員が暴露した統合幕僚監部が作成した資料の情報公開請求、防衛大臣が決定期間を30日延長、

【サマリー】防衛省に対して申し立てていた内部資料の開示請求に対する回答が15日に届いた。結果は、決定期間を30日延長するというものだった。わたしが開示請求した文書は、共産党の小池晃議員が国会で取り上げた統合幕僚監部が作成した資料である。

 タイトルは「日米防衛協力指針(ガイドライン)および安全保障関連法案を受けた今後の方向性」。

  この資料の存在は、防衛省も認めているうえに、すでに小池氏により公にされているわけだから、決定期間を延長する正当な理由はないはずだが・・・

防衛省に対してわたしが申し立てていた内部資料の開示請求に対する回答が15日に届いた。結論を先に言えば、情報公開を認めるかどうかを決定する期間を30日延長するというものだった。回答期限は10月20日に延期された。

わたしが防衛省に対して開示を請求している資料は、8月に共産党の小池晃議員が国会で取り上げた統合幕僚監部が作成したものである。

タイトルは「日米防衛協力指針(ガイドライン)および安全保障関連法案を受けた今後の方向性」。安保関連法案が成立することを前提とて、その後の自衛隊の活動計画を記したものである。

防衛相は資料の存在を認めている。つまり資料は確実に存在し、しかも小池氏によってすでに公開されたものである。拒否される理由はないはずだ。

わたしがこの資料の開示請求を申し立てたのは、今年の8月20日である。申し立てからまもなく1か月。開示を認めるか否かの決定に、さらに1か月の時間を要するというのだから、怠慢も甚だしい。民間企業であれば、大目に見ても1日から2日で完了する程度の作業である。

次に示すPDFは、防衛省から届いた文書である。

■開示決定等の期限の延長について(通知)PDF