1. 「黒薮逮捕」のフェイクニュースが拡散、バイアスの掛かった情報の氾濫

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2019年06月07日 (金曜日)

「黒薮逮捕」のフェイクニュースが拡散、バイアスの掛かった情報の氾濫

昨日、わたしが逮捕されたというフェイクニュースがツイッター上で拡散された。午後、4時ごろに知人から「逮捕されたというのは事実か」という問い合わせがあった。

なにか自分に非があることをしていれば気になるが、そうした心当たりがなかったので、笑ってすませた。むしろ、こうしたフェイクニュースを発信する人物の心理状態と人間性に暗い好奇心を刺激された。

このところフェイクニュースが増えている。事実の裏付けを取らないまま情報を発信するケースがめだつ。この傾向は、既存のメディアから、政治団体、それに労働組合(ユニオン)まで例外なしに観察できる。情報にバイアスがかかっているのだ。

今回の発信者はユニオンとなんらかの関係があるという情報を得ている。

どんなユニオンなのか知らないが、関西のユニオンらしい。調査する必要があるだろう。ユニオン=正義ではない。

「逮捕」のフェイクニュースを流すことで、「逮捕者」が恐怖を感じると思ったのだろうが、自分に非がなければ、わたしは全く恐怖を感じない。それどころか、冤罪事件を内部から「取材」する格好の機会と捉える。

おそらく10日間も拘留されたら、それだけで、『冤罪の取り調べ、完全実況生中継』というタイトルの本が書けるだろう。