1. 新潟知事選の候補・菊田真紀子衆院議員がマネーロンダリングの手口で675万円の還付金を受け取っていた、同じ新潟の森裕子議員と共通の手口

「森裕子VS志岐武彦」の裁判に関連する記事

2018年05月01日 (火曜日)

新潟知事選の候補・菊田真紀子衆院議員がマネーロンダリングの手口で675万円の還付金を受け取っていた、同じ新潟の森裕子議員と共通の手口

マスコミ報道によると、米山隆一新潟県知事の辞職に伴う新潟県知事選で、野党6党が菊田真紀子衆議院を統一候補に選ぶ方針のようだ。

立憲民主、希望、民進、共産、自由、社民の野党6党は、米山隆一新潟県知事の辞職に伴う知事選(5月24日告示、6月10日投開票)に、無所属の菊田真紀子衆院議員(48)=新潟4区=を統一候補として擁立する方向で調整に入った。大型連休明けにも正式に要請する。関係者が27日、明らかにした■出典・産経新聞

◇森裕子・菊田真紀子の新潟組

菊田氏について、実は重大な汚点があることを読者はご存じだろうか。マネーロンダリングの手法を駆使し、過去5年間で、675万円の政治献金還付金を懐に入れていたのだ。

メディア黒書で繰り返し報じてきた森裕子氏の手口とまったく同じである。森氏は現在、志岐武彦氏による刑事告発により、新潟検察の捜査対象になっている。起訴される可能性が高い。

【還付金制度】議員が代表を務める地元の政党支部などへ有権者が政治献金を行った場合、税務署で所定の手続きをすれば、寄付した金額の30%が戻ってくる。たとえば1000万円を寄付すれば、300万円が戻ってくる。

 ただし、租税特別措置法の41条18・1は、還付金制度の例外事項として、「その寄付をした者に特別の利益が及ぶと認められるものを除く」と定めている。この条項を無視して、議員が自らの政党支部に寄付すれば、マネーロンダリングになってしまう。1000万円を寄付すれば、資金が1300万円にふくれあがることになる。

菊田氏は、この方法で2016年度までに675万円の還付金を受けている。

【参考記事】代議士・菊田真紀子政党支部に所得税還付675万円!(『財界にいがた』)

政治献金の還付金問題といえば、森裕子議員と高市早苗議員のケースが検察の調査対象になったことでクローズアップされているが、実は、この2名だけではない。他にも同じことをやていた議員がいるのだ。その一人が森氏と同じ新潟県選出の菊田氏である。

野党は、米山隆一氏を擁立して当選させたが、途中で県政放棄という事態を招いた。結果論になるが、人選が誤っていたのである。そして今回、再び金銭問題を起こした人物を知事候補に選ぼうとしている。

 

■写真:(左)森裕子氏、(右)菊田真紀子氏