1. 【記者会見・動画】東京オリンピックの選手村建設用地の都有地「叩き売り」事件、土地評価額が鑑定で判明、推定よりも311億円高い1622億円

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2018年10月13日 (土曜日)

【記者会見・動画】東京オリンピックの選手村建設用地の都有地「叩き売り」事件、土地評価額が鑑定で判明、推定よりも311億円高い1622億円

東京オリンピックの選手村建設用地の土地取引をめぐる「叩き売り」疑惑で、東京都を提訴している「晴海選手村土地投げ売りを正す会」は、2日、東京都庁で記者会見を開き、問題になっている用地の鑑定評価書を公表した。

それによると評価額は、1611億1800万円だった。これまで「正す会」が推定していた約1300億円よりも、約311億円高かった。

「正す会」は、従来は約1200億円の「叩き売り」事件としてきたが、それよりも遥かに割り引き幅が大きかったことが判明した。

東京都は、これまで用地の価格額について、「正す会」が示していた額は推論であり根拠に乏しいと主張してきたが、第3者による鑑定結果が明らかになったことで、主張の根拠が崩れたことになる。今後、小池知事は、別の観点から値下げの根拠を示さなければならない。

次回の裁判は、10月26日(金)、午後3時から東京地裁419号法廷で開かれる。