1. 作田学医師VS藤井敦子さん、9日に横浜地裁で直接対決、609号法廷で本人尋問

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2023年02月08日 (水曜日)

作田学医師VS藤井敦子さん、9日に横浜地裁で直接対決、609号法廷で本人尋問

ミュージシャンの藤井将登さんと妻の敦子さんが起こした横浜副流煙裁判「反訴」の本人尋問が2月9日の午後から横浜地裁で開かれる。スケジュールは次の通り。傍聴はだれでもできる。

日時:2月9日(木)午後2~4時 
場所:横浜地裁609号法廷
原告:藤井敦子
被告:作田学

※なお、被告のA夫は、体調不良を理由に欠席の予定。出廷が不可能であることを証明する診断書の提出を裁判長が求めている。だれが診断書を交付するかも注目される。

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この裁判はA夫らが2017年11月に起こした藤井将夫さんに対する損害賠償裁判(請求額は4518万円)が、訴権の濫用(広義のスラップ)に該当するとして、藤井夫妻が前訴で勝訴した後に元原告と診断書を作成した作田学医師に対して起こしたものである。

重要な争点にとして、作田医師による診断書交付の評価がある。作田医師は問診で得たA一家の自己申告を基に診断書の所見を作成した。ところがその所見は根拠に乏しい。妄想が含まれている可能性が高い。しかも、A娘の診断書交付に至って作田医師は、本人を診察していなかった。医師法20条違反である。横浜地裁の判決もそれを認定した。

作田医師が不正な医療行為を行った前提に、藤井将登さんを提訴する目的があったかどうかが重要な争点のひとつである。

医師が恣意的な診断書を交付して、大量の「化学物質過敏症患者」を生み出している実態が、このところ社会問題として浮上している。浮上の糸口となったのが、横浜副流煙事件の前訴の中で浮上した作田医師による診断書交付をめぐる緒問題なのである。