1. 東京都の12区で広報紙の水増し、(株)デュプロ社員がABC部数改ざんの手口を明かす、『紙の爆弾』最新号

「押し紙」の実態に関連する記事

東京都の12区で広報紙の水増し、(株)デュプロ社員がABC部数改ざんの手口を明かす、『紙の爆弾』最新号

『紙の爆弾』(5月号)に、わたしが執筆した「新聞『折込み詐欺』」が掲載された。 これは東京23区を対象に、新聞に折り込まれる広報紙の水増し実態を取材した調査報道である。情報公開制度を利用したり、関係者の証言を集めるなどの方法で調査した結果、東京の12区で広報紙を大量廃棄している事実が判明した。

この種の詐欺行為の背景にあるのは、新聞の実配部数とABC部数が乖離していることである。あるいは、ABC部数に「押し紙」が含まれていることである。

ABC部数の公査方法に問題があるのだ。

ABC部数はどのように改ざんされるのか。その恐るべき実態を改ざんを実行した(株)デュプロの社員が喋った。

新聞業界で詐欺が行われてきた事実の発覚を前に、新聞人はどう対処するのか?