1. 「『押し紙』を考える全国集会」の案内状(PDF)が完成

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2018年10月04日 (木曜日)

「『押し紙』を考える全国集会」の案内状(PDF)が完成

11月1日(木)にNO!残紙キャンペーン委員会が、国会内で開催を予定している「『押し紙』を考える全国集会」のPDFの案内状が完成した。読者には、ネット上での拡散をお願いします。

「『押し紙』を考える全国集会」

既報したようにこの集会が国会内で実現するのは、小坪慎也行橋市議の尽力の果実である。

「押し紙」問題を考えるのに思想信条の違いは関係ない。販売する予定がない商品を、詭弁を弄して押し売りする行為が誤りだという立場に立つだけで十分なのだ。

当日は、佐賀新聞の「押し紙」裁判の原告・寺崎昭博氏も登壇して、ABC部数の具体的な改ざん方法についても言及することになりそうだ。

ABC部数の信用は急激に失墜しており、折込広告の水増し詐欺を警戒して、広告主の間で新たな対策も取るようになっている。東京都内の毎日新聞の元店主が、次のように話す。

「わたしの店には、広告代理店を通さずに広告主が直接、折込広告を持ち込むケースもありました。広告代理店の信用を失墜しているのです」

店主が具体的に名をあげた広告主企業は、(株)ユーキャンである。

従来、「折込詐欺」の主犯は販売店だというイメージが拡散されてきたが、これは誤りだ。主犯は新聞社と広告代理店である。広告代理店が、販売店に割り当てる折込広告の枚数を決定しているのである。詐欺が発覚して、倒産した広告代理店もある。

 

【参考記事】広告代理店・アルファトレンドが倒産、折込広告の詐欺発覚で

 

【写真】水増しされ廃棄される岡山県の広報紙『晴れの国おかやま』