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1979年から31年。7月19日は、ニカラグア革命の31周年である。79年の7月17日、親子3代にわたりニカラグアに40年あまり君臨した独裁者ソモサが、FSLN(サンディニスタ民族解放戦線)の首都接近におびえて、自家用ジェット機でマイアミへ亡命した。その2日後、FSLNが首都に入城して新政権を樹立する。
歓喜に沸いたニカラグアであったが、その数日後には早くも米国の偵察機「ブラック・バード」がニカラグアの領空に侵入。ニカラグア中の航空写真を撮影して自国へ持ち帰る。
それから米国は、ニカラグアの隣国ホンジュラスを軍事基地の国に変え、傭兵部隊コントラを養成して、新生ニカラグアの攻撃の乗りだした。こうしてニカラグア内戦の80年代が始まったのである。
◇ニカラグア革命の影響
ニカラグア革命の影響を受けて、80年にエルサルバドルでFMLN(ファラブンド・マルチ・民族解放戦線)が結成され、首都へ向けて大攻勢をかける。米国はエルサルバドルに対する軍事援助を強化。それと同時に全土に軍によるテロが広がった。
さらにグアテマラでも、解放戦線が急激に勢力を広げていく。
1980年代におけるこれら3国の紛争を、俗に「中米紛争」と呼ぶ。(900/1500文字、◇生命の犠牲の上に現在の民主主義)


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21世紀に入って10年。2001年の「9・11」の後、日本の新聞とテレビは、21世紀が戦争と憎しみの世紀であるかのようなプロパガンダを流し続けてきた。しかし、事実は異なる。第3世界が急激に台頭してきて、武力で他国の民族自決権を踏みつぶす戦術が通用しなくなっているのだ。実際、イラクでもアフガニスタンでも、米国の軍事作戦は破綻した。
この時代に海外派兵を唱えている日本の新聞社は、頭を冷やすべきではないか?
¡Latinoamerica unida y libre del imperialismo!

1979年のニカラグア革命の映像、「われらがアメリカ」。アメリカという言葉は、日本では米国を意味するが、ラテンアメリカでは、南北アメリカを意味する。
動画の最後で演説しているのは、サンディニスタ民族解放戦線の幹部・トマス・ボルヘ。「わたしは世界に訴える、わたしは北アメリカ人民に訴える、ここでわれわれの涙が流れている。ここでわれわれの血が流れている」

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「ベトナム戦争の後、報道規制が厳しくなり、戦争の最前を取材できなくなった」
新聞社のこんな言い訳を聞いたことがないだろうか。紹介したビデオは、1989年11月、中米のエルサルバドル内戦で、FMLN(ファラブンド・マルチ民族解放戦線)が首都サンサルバドールに接近し、政府軍との間で激しい戦闘になったときのもの。まさに最前線の映像である。

When the Mountains Tremblesは、米国の映画人らが制作したもので、グアテマラ内戦(1960~1996年)を先住民の視点から記録している。第2次世界大戦の後、ラテンアメリカで最初にゲリラ活動が始まったのはグアテマラである。1954年のCIAとユナイテッド・フルーツ・カンパニーによるクーデター勃発の数年後である。日
本ではゲリラといえば、テロ活動のようなイメージがあるが、この記録を見ると、軍部のテロに対する正当防衛だったことが分かる。
紹介している部分は、解放戦線のオルグの場面。語り手として登場しているの女性は、ノーベル平和賞受賞者のリゴベルタ・メンチュ。彼女の生死の証言は、『私の名はリゴベルタ・メンチュウ』(新潮社)に詳しい。

1986年、チリの映画監督ミゲル・リティンは、偽のパスポートを所持し、ビジネスマンに変装して、亡命先から軍事政権下の祖国へ潜入した。コマーシャルの撮影を口実に合法的に送り込んだ映画チームと協力し、軍事政権の「傷跡」を映像で記録した。紹介する画像は、冒頭の部分。
潜入体験については、『チリ潜入記』(岩波新書)という題で、コロンビアのノーベル賞作家で『百年の孤独』(新潮社)の著者、ガルシア=マルケスがまとめている。。

10 years of taking the sky by storm
この動画は、エルサルバドルの内戦中(80年~92年)、FMLN(ファラブンド・マルチ民族解放戦線)のラジオ局が解放区の生活やジャーナリズム活動を記録したもの。





















