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警察は何を基準に暴力を取り締まるのだろうか。こんな疑問を呈する事件が発生した。朝日新聞の販売管理部の社員が、10月31日に会社員の男性に頭突きを見舞って怪我をさせ、逮捕されたのだ。産経新聞は、この事件を次のように報じている。
(略)
同署(習志野署)の調べによると、持井容疑者は31日午前0時半ごろ、同県習志野市のJR津田沼駅前のタクシー乗り場で、船橋市の男性会社員(51)と「ひじが当たった」と口論になり、顔面に頭突きをするなどして、10日間の軽傷を負わせた。同署によると、持井容疑者は酒に酔っていたという。
◇田代さん暴行事件との比較
改めて言うまでもなく、習志野署は千葉県警の管轄である。同じ千葉県警が管轄する船橋市で2008年9月に、田代さん暴行事件が起きている。田代さんによると、加害者の読売新聞・セールス員は、逮捕されることもなく「微罪処分」になったという。一方、朝日社員は逮捕された。以下、両者のケースを比較してみよう。
(朝日の社員)
新聞報道によると、頭突きで相手に全治10日の怪我をさせた。
(読売のセールス員)
メッタ蹴りで田代さんの脚部や腹部に打撲を負わせている。メガネを破損。衣類は泥まみれ。
ちなみに蹴りという行為は危険を伴う。体重が乗った蹴りが急所に命中すると、相手を死に至らしめることもある。頭突きも、同じようなリスクがある。 つまり当身(あてみ)の技は、常に死のリスクがあり凶器と変わらない。だからこそ武道家は、修行を積んで技を使わないようにしているのだ。
◇警察は公平か?
最近、新聞関係者による不祥事が多発しているが、今後、どの系統の新聞社員がどのような処分を受けたのかを示す統計を取る必要があるかも知れない。同じような事件を起こしていても、新聞社によりばらつきが観察できる可能性もある。

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