


- 日経新聞 (1)
- 販売店訴訟 (1)
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- 新聞の発行部数 (3)
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- エッセイ (4)
- 政治献金 (4)
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- 公共広告・折込チラシ (5)
- 新聞業界の政界工作 (5)
- 山陽新聞のチラシ問題 (6)
- 新聞社と警察の関係 (7)
- 新聞紙面の批評 (8)
- ラテンアメリカ (9)
- 裁判・毎日 (11)
- 告知・連絡 (17)
- 新聞社の経営難 (19)
- 「押し紙」の実態 (21)
- 裁判・読売 (21)
- 裁判・黒薮 (24)
- 携帯電話の基地局問題 (51)

長野県伊那市の「伊那の健康と環境を守る会」が、NTTドコモから受け取った一通の回答文を紹介しよう。日付は、塩田永さんが伊那市から東京までの長距離「ウオーク」を終えた翌日の24日。8月10日付けの抗議文に対する回答である。
まず、「守る会」の抗議文。
【抗議事項の抜粋】第1に、行政当局から「不通話解消の要望」があったといわれていますが、「要請書」で述べましたように、市長は市議会で「公務員は中立」「地域の合意形成が必要」としており、貴社に基地局設置を積極的に働きかけたとは申しておりません。もしこのような事実があるのであれば、その証拠(文書)をお示しください。
第2に、法令順守の中身についてです。確かに現行の建築基準法や電波法からすれば適法でしょう。しかし、この基準の中で設置されても、現実にその近隣に電磁波過敏症等に苦しむ住民がいても、あくまで適法だから問題ないとされるのでしょうか。これは貴社が定めている「倫理方針」に「人権尊重」(第3条)「住み良い地球の実現」(第8条)という精神と矛盾しないでしょうか。
第3に、「地域住民への十分な説明」は事実に反するということです。「要請書」で述べましたように、塩田永・実杜をはじめ数人の建設反対者が現実に存在しているにもかかわらず、両日向総代に「みんな賛成している」との虚偽の説明をし、その結果、総代は役職を辞するという事態にまでなっているのが現実です。天下のNTTが、「白を黒」ということがあれば社会的権威は失墜せずにはおれません。
第4に、「ご回答」の様式についてです。文書の差出人に署名・捺印がありませんが、本当にこの「回答」はコンプライアンス委員会で承認されたものでしょうか。「回答」の内容とともに形式の面でもきわめて杜撰であり、とても委員会で検討されたとは思えません。
以上4点につきまして、誠意あるご回答を8月18日までにたまわりますようお願い申し上げます。
これに対するNTTドコモからの回答の趣旨は次の通りである。
【回答】 当該基地局は、基地局であり、各種関係法令、条例等を順守しているのはもちろんのこと、社内規程に照らし合わせても適切にサービスを開始させていただいた基地局であると確認していることは、すでに平成22年8月5田利すの弊社からの回答にてお知らせしているとおりです。
なお、ご懸念の電磁過敏症に関しましては、現在までの調査・研究を基にWHO(世界保健機関)の公式な見解としてFactSheet N0、296 電磁界と公衆衛生:「電磁過敏症」の結論の中に『EHS゛は、明確な診断基準を持たず、EHSの症状が電磁界曝露と関連するような科堂的根拠はありません。さらに、EHSは医学的診断でもなければ、単一の医学的問題を表しているかどうかもはっきりとしていません。』という記述があり、弊社はこのWHOの公式な見解は十分に信頼のできるものと考えていますことを申し添えます。(全文公開)

報告が遅くなったが、山陽新聞の元店主が起こした「押し紙」の証人尋問が7月6日に行われた。被告側の証人に立った販売会社の営業本部長・野崎(仮名)証人である。
山陽新聞社に限らず新聞社は絶対に販売店が実際に配達していた新聞の部数を把握していたことを認めない。認めれば過剰な新聞を押し売りしていた証拠になるからだ。
事実、この尋問でも野崎氏は販売店に備えてある帳簿類の中身を把握していなかったと繰り返している。
しかし、実際に販売している商品の数量を把握していないことなど常識ではありえない。たとえばトヨタの本社が、車の実売部数を把握していないということがあり得るだろうか?
しかも、原告の元店主が経営していた販売店は、販売会社の監視下にあった。
【原告の元店主の感想】
新聞発行本社、販売会社は絶対に販売店の実配部数を知らないという立場を取らなくてはなりません。この証言が如実にそれを物語っています。
ABC部数調査において発行本社、販売会社は販売店に帳票があるかないかを見に行っただけであると証言しています。実際には発証部数と送り部数の差を帳尻を合わせて偽装するために来るのです。そんなことは当たり前で、誰が聞いても嘘だとわかります。しかし、法廷でその嘘を平気でつくのです。
これがジャーナリズムを看板に掲げる企業のやることでしょうか。このとき証言に立った人物も販売局の前は社会部の人間です。
2年間「押し紙」裁判をやってきて、非常に情けない思いと新聞社に対して哀れみさえ覚えます。そこまでして真実を隠したいかという思いです。
◇チラシの破棄も
山陽新聞の販売会社では、「押し紙」を破棄するだけではなくて、チラシの破棄も行われていた。次のビデオは、段ボールに入れられた水増しチラシをトラックに積み、販売店から運び出す場面を撮影したものである。
場面は販売店から岡山市の郊外へ。そこには農家の機材置き場を改装したかのような「倉庫」があった。広告主たちは、チラシが破棄されていることを知らない。このビデオは住民によるジャーナリズムの傑作だ。テレビ局に30年勤務しても、このような映像は撮影できない。
◇調書の公開
以下、尋問の調書を公開しよう。「・・・」が原告弁護士。
・・・・次に、平成18年6月にABC公査が入るという情報を聞いて、その対応を○○さんと協議したことがありましたね。
ありました。
・・・・このABC公査について聞きますが、これは、販売店、販売センターですが、販売センターでは発証部数を調べられますよね。(1800/5600文字)

9月から毎日新聞の「押し紙」裁判が本格化する。この裁判は東京都練馬区にあった毎日新聞関町販売所の元店主・石橋守さんが、「押し紙」で被った約2000万円の損害賠償を求めて起こしたものである。
これに対して毎日は、8月19日に「反訴」した。毎日が石橋さんに請求している額は約750万円。内訳は、新聞(「押し紙」)の未払い代金や、店舗の使用料などの未払い分の総計から、保証金などを相殺した額である。
つまり店舗に余っていた新聞は、「押し紙」ではないので、これらの新聞についても残金を払えと裁判所へ訴えたのだ。
この訴訟の毎日側の代理人を務めているのは、阿部博道弁護士である。
「押し紙」裁判を取材するたびに、わたしは事実とは何かを考え込んでしまう。新聞社側はさまざまな理屈を持ち出してきて、販売店に過剰になっている新聞は、押し売りした新聞ではなくて、販売店が希望して買い取ったものだと主張する。
そしてこれまでのところ、裁判所もこうした主張を認めてきた。
◇弁護してはいけない事がある
なぜ、このような誤りがまかり通ってしまうのだろうか。理由は簡単で、事実を直視していないからではないか。
たとえば、この記事に添付してある写真に注意してほしい。これは毎日新聞の販売店で撮影した「押し紙」の光景だ。店舗の中に積み上げられているわけだから、毎日の担当員が店を訪問すれば、新聞が過剰になっていることが、一目瞭然で分かる。つまり「押し紙」があることを知らなかったとはいえないはずだ。しかも、現実に「押し紙」率が7割(蛍ヶ池のケースなど)にもなる異常な実態があるのだ。
一歩譲って、過剰になった新聞が押し売りしたものではないとしても、多量の新聞が余っている異常実態を知らなかったとはいえないだろう。と、すれば対策を打たなかったのはなぜか。横浜の三ツ沢販売所の「押し紙」事件から数えると、約30年も過剰になった新聞を放置したのはなぜか?「押し紙」が新聞社にとって、ABC部数のかさ上げなど、大きなメリットになるからではないか。
新聞社の「押し紙」政策を擁護している弁護士は、自分がやっている「支援」が、新聞販売店をいかに苦しめているのかを認識すべきだろう。弁護していい事と、してはいけない事があるはずだ。「押し紙」問題は、顧問弁護士が新聞社に厳重に注意しなければならない事柄ではないかと、わたしは思う。(1400/1800文字、◇朝比奈社長は社会部出身)

ある日突然、めまい、吐き気、頭痛、嘔吐、眼痛などの症状が現れたら、「電磁波過敏症」を疑ってみる必要がある。電磁波過敏症は、スウェーデンではすでに障害として認定され、患者には医療保険が適応されている。だが日本では、ほとんど認知すらされておらず、一部で住民とケータイ会社との間で訴訟が進んでいる段階。
この問題に大半の人々が気づかない最大の理由は、巨大メディアが広告主に依存し、スポンサーに不利益になる報道をタブー視するためだ。その被害者の1人が、長野県伊那市でNTTドコモの電波に苦しむ塩田永さんである。(続きはMNJ)

最近、携帯基地局の関する記事を掲載する機会が増えているせいか、全国からなかり基地局問題の情報が集まるようになった。仙台市の上野山地区で癌が多発しているニュースを掲載した後、別の地域からも同じような情報が寄せられている。是非、取材に来てほしいと。
裏付けを取っていないので、実名の公表はさけるが、地域の寄り合いなどが開かれると「次は誰の番か?」という話になるそうだ。想像する以上に、恐ろしいことが水面下で広がっているのかも知れない。
このところ少し電磁波問題の取材がとぎれているが、9月の半ばから、取材を再開したい。本格的に基地局と癌の関係を、ジャーナリズムの視点から検証する必要がある。癌と基地局の因果関係を解明すのは研究者の仕事だが、ジャーナリズムは事実を正確に拾えば十分だ。
基地局と健康被害に関する情報は、電話03-3976-6012まで、お願いします。また、メールは:xxmwg240@ybb,ne,jpまで。
さて、本日の「.北鎌倉・鎌倉の携帯基地局乱立による複合電磁波汚染の改善を目指すブログ」に、「総務省ご乱心:さらに税金で無線基地局を全国に「光の道」構想、8月31日まで意見募集」と題する記事が掲載されている。
http://ameblo.jp/kitakamakurakeitaing/theme-10006484321.html
国と通信・電話会社は一心同体である。(900/1500文字)

最近、基地局問題で最も話題に上るのは、UQコミュニケーションズである。この会社は、同社のホームページによると、月間1000局のペースで基地局を増やしているようだ。
それと同時にわたしのところにも、この会社に関する情報が次々と入っている。わたし自身もUQと係争中だ。とは言っても訴訟を起こしたわけではない。自宅近くに立った基地局を撤去してもらう方向で、交渉をしようと考え担当者とコンタクトを取ろうとしている段階だ。しかし、どうしても担当者と連絡が取れない。
電話をしてもほとんど外出の状態で、折り返し電話するようにメッセージを残しても、まったく連絡がない。おそらくこのまま曖昧にごまかそうという考えではないかと推測する。(900/1500文字、◇埼玉県住宅供給公社も関与)

日本国民救援会は、8月2日の第55回全国大会で、平山訴訟の公平は判決を求める決議を採択した。全文は、次の通りである。
この裁判では、真村訴訟と同様に読売側の代理人を、もうひとつの大きな人権擁護団体・自由人権協会の代表理事・喜田村洋一弁護士が務める構図になっている。喜田村弁護士は、一貫して読売に「押し紙」は一切存在しないと公言している。裁判所の判断が注目される。
平山春雄氏の新聞販売店地位確認をもとめる公正判決要請決議
平山春雄さんが経営する、福岡県の読売新聞久留米文化センター前店では、近時の急速な読者の新聞離れや、増紙目標の未達成などで、07年頃には読者に配達されないいわゆる「押し紙」の数が、仕入れの約50%近くにも達し経営を圧迫していました。
そのため平山さんは、07年11月に勇気を振り絞って弁護士を通じて読売新聞社に対し「押し紙」の返上を申し出ました。その当時のことを平山さんは、「新聞販売店を始めてから27年目にしてやっと本来の新聞販売店の経営ができるようになり、心が晴れる思いがしました。」と述べています。
しかし、読売新聞社は平山さんに対して、翌年の08年3月1日には、一方的に契約の破棄を通告し、新聞の供給を停止して強制廃業に追い込みました。契約破棄の理由は、平山さんが実配数の数を実際より多く見せかけていたことが、虚偽報告にあたるというものでした。
新聞社は、実際の読者の数ではなく、いわゆる押し紙を含んだ販売店への卸部数を読者の数であるかのようにして外部に公表し、部数の大きさを競っています。このような新聞社の販売政策は、紙面広告料や折込広告料の不正取得、紙資源の無駄遣い等の問題を発生させており、新聞社にあるまじきビジネスモデルであるとして、古くから国会で問題にされ、有識者からの批判が寄せられてきました。
しかし、ごく1部の新聞社を除き、ほとんどの新聞社は、現在でもそのような批判に耳を傾ける姿勢が見られません。
特に、読売新聞社は、1000万部の読者を抱える世界最大の新聞社であることを誇りにしており、その結果、読売新聞の販売店は読者の数がいかに減少しようとも、読者の減少を正直に報告出来ない状態におかれています。このような読売新聞販売店の置かれている苦しい立場について、平山さんと同じように読売新聞販売店の地位確認の裁判を闘った真村久三さんの福岡高裁判決において、販売店の読者の数に関する「虚偽報告」は、部数至上主義や利益第一主義の経営体質にも原因があるとして、読売新聞社を厳しく批判しました。
平山さんの強制廃業は、実態とかけ離れた1000万部を保持し続ける読売新聞社が、全国の販売店へのいわば見せしめとして強行した決して許されない行為です。
平山さんと同様に、押し紙の返上が出来ないため経営に苦しんでいる販売店が、全国では数多く存在していると思われます。
私たちは、貴裁判所が、公正な審理のうえ平山春雄さんの販売店の地位を認める判決を言い渡し、押し紙問題の解決と販売店の権利保護に尽力されるよう強く希望します。
以上、決議する。
2010年8月2日
日本国民救援会第55回全国大会
福岡地方裁判所第1民事部
裁判長 田中 哲郎 殿(全文公開)


日本で最も古い人権擁護団体、日本国民救援会は、8月初旬に開催した第55回全国大会で、新聞販売店の訴訟に関連して2つの決議を採択した。真村裁判と平山裁判である。いずれも裁判所に対して、公正な判決を要請するものである。
これを受けて決議書は関係者の手で、18日、福岡地裁に届けられた。
真村裁判についての決議は次の通りである。
真村久三氏の新聞販売店地位確認をもとめる公正判決要請決議
読売新聞社は、01年6月に、福岡県の読売新聞広川店を経営する真村久三氏に対し、①営業努力不足・業績不振、②実配数の虚偽報告などを口実に新聞販売店契約の更新をしない旨通告し、真村さんの新聞販売店を強制的に廃業させようとしました。
真村さんは、仮処分決定を得て販売店経営を続けながら、本裁判を提起し、地裁・高裁とも真村さんが勝訴し、07年12月の最高裁判決で販売店の地位を認める判決が確定しました。
福岡高裁は、読売新聞社が特定の有力店主の利益のために真村さんの販売店の販売区域の分割を求めたのに対し、真村さんが弁護士を通じてこの申し入れを拒否したことに対する意趣返しの面があると事件の背景を指摘すると共に、更新拒絶の口実とされた実配数の虚偽報告についても、新聞社間の激しい部数競争の下で、販売店が実配数に応じた減紙が自由に出来ず、多量の押し紙を抱えている実情に理解を示し、読売新聞社の公表部数第1主義の経営体質と優越的地位の濫用に基づく販売店いじめを厳しく糾弾しました。
読売新聞社は、本来社会の「木鐸」として、このような司法の判断と指摘を真摯に受け止め、この間、真村さんの販売店を死に店扱いしたことにより真村さんに与えた損害を補填するなど、誠意ある態度に転換することが期待されました。
しかし、読売新聞社は、期待とは全く逆に、真村さんが7年にも及ぶ裁判の結果、ようやく確保した販売の権利を、6ヶ月後に再び強制的に剥奪するという、真村さんの人権を無視した極めて非人道的な報復行為に出ました。
真村さんは、再びやむなく地位保全の仮処分申請を行わざるを得ませんでした。仮処分を認めた福岡地裁は、読売新聞社には「自らの行為によって損なわれた真村氏との信頼関係を回復し、将来にわたって良好な取引関係を継続していくために、真摯に真村氏との交渉・話し合いに取り組む義務」があると述べています。(2010,1,15仮処分異議審決定)
しかし、読売新聞社は、真村さんに対し、新聞供給の再開を求めた仮処分決定に従うことを拒否し、司法の権威を公然と蹂躙する態度を示しています。
読売新聞社は、もはや言論機関としての良識さえかなぐり捨てていると評価されてもやむを得ません。
よって、私たちは、貴裁判所が、公正な審理のうえ真村久三さんの販売店の地位確認の判決を言い渡すよう要請いたします。以上、決議する。
2010年8月2日
日本国民救援会第55回全国大会
福岡地方裁判所第2民事部
裁判長 西井 和徒 殿 (全文公開)

『琉球新報』(7月31日)にユビキタス社会関連の次のような記事が掲載された。
行政、団体、地元企業、大学などで組織する読谷村ユビキタス村づくり協議会(会長・小平武村観光協会会長)は、8月1日から、村内60カ所に設置した電波装置から村内のさまざまな情報を末端に発信する読谷ユビキタスガイドシステムを稼働させる。(略)
末端のレンタル料は500円。観光客などに情報提供を行うという。
ユビキタス社会とは、ウィキペディアによると、
いつでも、どこでも、何でも、誰でも」がコンピューターネットワークを初めとしたネットワークにつながることにより、様々なサービスが提供され、人々の生活をより豊かにする社会である。「いつでも、どこでも」とはパソコンによってネットワークにつながるだけでなく、携帯情報端末をはじめ屋外や電車・自動車等、あらゆる時間・場所でネットワークにつながる事であり、「何でも、誰でも」とはパソコン同士だけでなく家電等のあらゆる物を含めて、物と物、人と物、人と人がつながることである。
観光案内におけ無線の利用は、ユビキタス社会のほんの一面であって、その本質的な部分は、「いつでも、どこでも」「何でも、誰でも」繋がることである。
これが国策だというから、随分、日本の政治家のレベルも落ちたものだ。「いつでも、どこでも」「何でも、誰でも」無線でつながる状態は教育的な観点から、批判の対象になってきたはずだ。少年犯罪の元凶との見方もある。
生の人間関係が希薄になった結果、さまざまな問題がでてきたことは紛れもない事実である。どのようにして生きた人間関係を育てるのかは、教育現場では重要な課題になっているはずだ。
第一、「いつでも、どこでも」「何でも、誰でも」無線でつなることを望む人がはたして何人いるのだろうか。気持ちが悪いと感じる層の方がはるかに多いのではないか。が、不思議なことにそれが国策になっているのだ。
ちなみに国策というものは、政治家の意思だけで作るものではない。それよりも企業からの政治献金で作られることが多いようだ。事実、NTT労組の政治団体「アピール21」は民主党に政治献金を行っている。
ところが日本では、国策は政府が作っているかのようなイメージが広がっている。報道の仕方に問題があるからだ。(1500/2000文字、◇新聞の無責任さとは?)

次に示すのは、日経広告研究所が公表している「2008年度広告宣伝費上位10社」である。
1、 パナソニック 905億円
2、 トヨタ自動車 882億円
3、 本田技研工業 881億円
4、 花王 557億円
5、 KDDI 430億円
6、 イトーヨーカ堂 424億円
7、 サントリー酒類 422億円
8、 エヌ・ティ・ティ・ドコモ 411億円
9、 三菱自動車工業 405億円
10、シャープ 404億円
これを見れば、日本の新聞・テレビが電磁波問題を報じない理由が見えてくる。電磁波の危険性が国民の間に浸透した場合、企業活動の支障を来すと思われるのは、次の社である。
パナソニック、トヨタ、本田技研、KDDI、エヌ・ティ・ティ・ドコモ、三菱自動車工業、シャープである。上位10社のうち、実に7社にもなる。
電気メーカと電話会社が電磁波報道を嫌うことは言うまでもないが、なぜ、自動車メーカーも電磁波問題に連座してくるのだろうか?答えは簡単で、彼らが電気自動車の開発に乗り出しているからだ。
かりに電気自動車が普及することになれば、特殊なシールドの技術を生み出さない限り、運転者も同乗者も電磁波に被爆することになる。と、なれば車を自分の「足」にしている人は、白血病や癌の高いリスクを負うことになりかねない。
上記のランキングには入っていないが、オール電化を売り物にした建設会社や不動産業者も例外ではない。(1200/2600文字、◇新聞の巨大部数と世論誘導のカラクリ)

10月から11月にかけて、新聞関係の3件の重要な裁判がやまばを迎える。平山裁判、真村裁判、それに週刊新潮(+黒薮)VS読売の裁判である。いずれも証人調べが予定されているのだ。
平山裁判というのは、2008年3月1日にYC久留米文化センター前の平山春男店主を読売が一方的に解任した事件を裁く地位保全裁判である。解任される3カ月前に平山さんは、「押し紙」を断っていた。配達している新聞が約1000部しかないのに、毎朝、約2000部が搬入されていたのだ。
搬入される新聞の約半分は「押し紙」だった。
真村裁判というのは、読売から配達地区の一部を返上するように求められたYC広川の真村久三店主が申し出を断ったところ、販売店の改廃を迫られた事件を裁く地位保全裁判だ。結果は、地裁、高裁、最高裁とも真村さんの勝訴だった。
しかし、読売は判決が確定した約半年後の2008年7月に、真村さんの店を一方的に廃業に追い込んだ。裁判では、読売による強制改廃の是非と同時に、真村さんが被った損害の賠償も争点になっている。
週刊新潮(+黒薮)VS読売裁判は、週刊新潮に掲載されたわたしの署名記事を巡って、名誉毀損の是非が争われているものだ。わたしが読売の「押し紙」率を30~40%と推定したことに対して、読売はこれを全的に否定。名誉を棄損されたとして裁判を起こしたのである。
これら3件の裁判で読売の代理人を務めているのは、自由人権協会代表理事の喜田村洋一弁護士である。喜田村氏は、薬害エイズ裁判の安部英被告を無罪にした立役者でもある。ロス疑惑の三浦和義氏も「無罪」にした。
そして今、読売に「押し紙」は存在しないと熱心に主張している。
それだけに多くの販売店主や読者が好奇心を刺激され、新聞販売に関するこれら3件の裁判の行方に注目している。喜田村弁護士の主張が正しいか否かは、5年後、10年後、あるいは15年後に再検証されることになるだろう。
◇渡邉会長は、「押し紙」についての見解を
一方、読売の最高責任者は、渡邉恒雄会長である。(1200/1800文字)

(株)NTTドコモがケータイ電話の基地局を設置した事に抗議するウオーキングが12日に長野県伊那市から、東京のドコモ本社へ向けてスタートする。
すでに「黒書」でも報じたように、伊那市在住の塩田永さん一家は、基地局からの電磁波から逃れて、「圏外」へ引っ越した。ところがNTTドコモが新しい基地局を設置。7月末から稼働を始めた。その結果、「圏外」が消滅した。
ウオークはこれに抗議して実施される。スケジュールは次の通りである。
~(株)NTTドコモの倫理方針「コンプライアンス」に「子どもの権利条約」を届けるウォーク~スケジュール(500/1400文字、◇NTT労組は塩田問題をどう考えるのか? )

8月8日は、毎日新聞・関町販売所(東京・練馬区)が廃業に追い込まれて1周年である。1年前のこの日、わたしは関町販売所の店舗にいた。
毎日新聞社の販売局員が店主に対して、公式に廃業を宣言して、帳簿類の引き継ぎ作業を行うことになっていた。販売店が歴史を閉じるのを見届けるために、夕方、店に到着したのだ。わたしの他には、店主の石橋さんを支援している全印総連の人々がいた。
石橋さんは、家族と一緒に毎日社員が店に到着する前に外出した。恐らく怒りの感情を抑えきれない自分を予告した上での処置だったと思われる。
◇「押し紙」を断れば強制改廃
そもそも石橋さんが廃業に追い込まれたのは、「押し紙」を断ったことである。関町販売所の場合、搬入される新聞の約4割が「押し紙」だった。石橋さんは、「押し紙」の負担に耐えきれずに、「押し紙」の返上を申し出た。
すると毎日はあっさりと要求を受け入れた。「押し紙」を中止した。ところが内心では、「店主のぶんざいで!」と怒り狂っていたに違いなかった。実際、関町販売所に対する補助金の大半をカットしてきたのだ。
もともと販売店の経営は、補助金を得てはじめて成り立つように仕組まれている。事実、補助金をカットされた関町販売所は、経営が急激に悪化した。新聞代金が払えなくなり、債務が累積した。
それにもかかわらず毎日は、石橋さんに新聞代金の支払いを請求した。内容証明の郵便まで送りつけてきた。よほど金がほしかったのだろう。これが「押し紙」を拒否した店主に対する仕打ちだった。(900/1400文字、◇裁判は秋から本格化)

ケータイ電話やケータイ基地局の電磁波の安全性や技術の研究につぎ込まれている莫大な「総務省マネー」。このカネは、大学から、公益法人、業界団体、さらにはKDDIなどの電話会社にも億単位の規模で注ぎ込まれているが、自らの安全性についての研究を自ら行うという、中立な第3者によるものとは到底言えないメンバー構成になっている。しかもカネの使途は不透明で、福島医科大学では領収書が存在しない「間接経費」500万円の存在が明らかになった。(続きはマイニュースジャパン)

UQコミュニケーションズが埼玉県朝霞市岡3丁目に基地局を設置して3カ月が過ぎた。わたしは基地局の撤去に向けて、交渉を希望しているが、担当者の上司・桜井部長とは連絡が取れない。
ほぼ毎日電話で交渉を申し入れているが、常に不在だ。折り返し電話するようにメッセージを残してもらっているが今のところ連絡がない。
月に1000局のペースで基地局を設置しているUQの部長であるから、現場に張り付いているのかも知れない。その結果、朝霞市で基地局を「建て逃げ」した状態になっている。
恐らくわたしが泣き寝入りをすることを待っているのだろう。しかし、それはあり得ない。むなしい希望だ。撤去するまで岡3丁目の基地局は、電磁波問題を告発するための観察地点になる。
当然、時期を見て地権者の責任も問うことになる。
「黒書」でQU関連のニュースを流しているせいか、最近、UQに関する情報が集まっている。たとえば大阪府寝屋川市のAさんは、近くにUQの基地ができたために、子供2人を自宅から「避難」させた。(900/1400文字、◇「総務省マネー」の徹底検証)

自民党が政権の座を明け渡して、政権交代が実現した時、自民党の応援団は別として、政権交代を否定的な観点から報じたメディアはほとんど存在しなかった。少なくとも形の上では、民意によって初めて政権が交代した現象を高く評価したのである。あたかも民主主義が成熟した成果のように。
小沢氏が高い評価をうけるのも、政権交代の立役者との見方があるからだ。
わたしも当初は、民主党の果たした役割をある程度評価した。しかし、冷静に考えると、この政権交代は意外に「くせもの」かも知れない。
10年後の政治学者は、民主党による政権交代を、2大政党制への布石だったと位置付ける可能性もある。さらにメディアが連動して、自民と民主の議席バランスを取るために、それをバックアップしたと解釈するかも知れない。
最近、議員定数削減の問題をよく耳にするようになった。表向きの理由は、予算の無駄づかいをなくすことである。しかし、本当の理由は、2大政党制をより確かなものにすることにあるのではないか。(600/1100文字)

長野県伊那市で基地局問題が起きている。電磁波に対して身体がリアクションを起こす体質、いわゆる電磁波過敏症になった4人家族の願いを無惨に断ち切るかたちで、7月の終わりにNTTドコモが新しい基地局の稼働を開始したのである。
問題に直面しているのは、塩田実さんの一家。パン工房を経営して生計を立ててきた。
塩田さんが現在の所在地に引っ越してきた背景には、NTTドコモの事業があった。NTTドコモが自宅近くに基地局を設置して程なく、塩田さん一家は全員が電磁波に身体が反応するようになった。特に一家の主である塩田実さんの症状が激しかった。
頭痛や吐き気などに悩まされたという。電磁波過敏症に典型的な症状である。
そこで携帯電話の「圏外」の生活圏を求めて、現在の所へ移り住んだのである。その後、実さんの体調は改善し、仕事を再開できるまでになった。
ところがNTTドコモが新しい基地局を設置した。その結果、塩田さん一家の避難地であった「圏外」が消えてしまったのだ。
塩田さんを支援している「伊那谷の環境と健康を守る会」は、7月27日、NTTドコモの山田隆持社長宛に、基地局の撤去を求める要望書を送った。
以上がわたしが住民運動の関係者から、電話取材で得た伊那市の基地局問題の概要である。
◇生活空間は共有財産
NTTドコモは、「圏外」をマイクロ波が飛び交う空間にかえる権限を持っているのだろうか。生活空間は、住民共有の財産である。その共有財産を自社のビジネス上の都合だけで、マイクロ波の海と化す権限はないはずだ。
まして塩田さん一家は、マイクロ波の「汚染地帯」から「圏外」へ避難してきた身の上である。そこに割り込む正当な理由はないはずだ。
◇本当に必要なのか、基地局?
政治献金に踊らさせて民主党政権と総務省(原口一博大臣)がユビキタス社会を目指すなかで、社会的弱者の権利が踏みにじられている。安易に基地局を設置する前に、「本当に基地局が必要なのか」を慎重に考えてみるべきだろう。
わざわざトラブルを起こしてまで基地局を設置しなくても、ケーブル式の電話で充分に間に合うのではないだろうか?ケータイ電話でなければならない絶対的な理由はないはずだ。塩田さんの生存権を奪ってまで、基地局を設置する意味はない。
NTTドコモのエリートには、新しい基地局から電磁波を放出すれば、塩田さん一家の苦しみが始まることすらも想像できないのろうか。知力って何だ?
【写真は、電話会社の社員が「安全」をPRするために持ち歩いている総務省制作のパンフ。制作費は税金】(全文公開)

最近のメディア報道でどこかおかしいと感じるのは、小沢一郎氏をめぐる報道だ。新聞による小沢バッシングが不当だというのではない。それとは逆に小沢氏を正義の代表のように持ち上げて擁護する側の論理である。
小沢氏とは一体、何者か?政権交代を成し遂げた正義派の英雄なのだろうか?彼が首相になれば、日本は変わるのだろうか。答えはNOだ。絶対に変わることはあり得ない。
小沢氏の本質を知るためには、1990年代までさかのぼらなくてはならない。具体的には1993年の連立政権成立にいたる過程を検証する必要がある。
◇自民党内部で構造改革を提唱した小沢
日本経済を破綻させた原因が、小泉氏が断行した規制緩和・構造改革にあることは万人が認めるところである。「小泉改革」で格差社会が現れた。しかし、彼はなぜドラスチックな改革を断行することになったのろうか?
元々、最初に規制緩和・構造改革を唱えたのは小沢氏だった。それは経済のグローバル化の中で、日本の財界が望んだ経済政策だった。当時、自民党員であった小沢は、党内で構造改革を主張したのである。
しかし、構造改革を進めれば、自民党の有力な票田となってきた自営業者の自民党離れを招くことになる。そのために自民党の抵抗勢力は、構造改革へと一気に突き進むことには消極的だった。
そこので財界は小沢氏を支持。小沢氏は1993年の政変で細川内閣を誕生させ、自民党を下野に追いやったのである。このあたりの事情について、政治学者で一橋大学の渡辺治教授は、『構造改革の時代』で次のように書いている。
(自民党が)政権の座から滑り落ちた直後、財界は「無情」にも、それまで毎年行ってきた、120億円にのぼる自民党への献金斡旋を中止してしまった。自民党は青くなった。自民党はなりふり構わず社会党と組んで、村山政権を樹立し政権の座に返り咲くとともに、「構造改革」の推進に踏み切ることによって転向を表明した。こうして、自民党は「構造改革」推進政治へと舵を切ったのである。
しかし、村山富市氏の後に首相となった橋本、小渕、森の各首相も「構造改革」推進にもたついた。おそらく票田を失うことを懸念したのである。そこに彗星の如く登場して、情け容赦なく「構造改革」を断行したのが小泉氏である。
◇自民と民主、中身は同じ
つまり小沢氏の考え方は、自民党よりも財界よりなのだ。(1400/2200文字)




















