1. 滋賀医科大の小線源治療をめぐる事件、朝日放送が報道、文書偽造で河内明宏教授を刑事告訴

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2019年05月11日 (土曜日)

滋賀医科大の小線源治療をめぐる事件、朝日放送が報道、文書偽造で河内明宏教授を刑事告訴

大阪朝日放送が、10日、「医師の任期切れ問題に揺れる滋賀医大病院 『推薦書偽造』で教授を刑事告訴へ」というニュースを放送した。問題となっている文書は、4月から滋賀医科大で岡本圭生医師とは別枠で小線源治療の外来を始めた成田充弘医師の職域・所属に関するもの。

 ■医師の任期切れ問題に揺れる滋賀医大病院 「推薦書偽造」で教授を刑事告訴へ

滋賀医科大では、2015年1月から岡本圭生医師が特任教授を務める小線源治療学講座がスタートした。開設時は、岡本特任教授と泌尿器科の河内明宏兼任教授の体制だった。河内教授の部下にあたる成田医師の名前はなかった。

ところが成田医師の小線源治療学講座兼任を承認する文書の存在が明らかになったのだ。そこには、岡本医師の名前が記され、三文判が押されていた。しかし、岡本医師は、成田准教授の兼任を認めたことはなかった。書類も見たことがなかった。

そこでこの文書を作成した河内医師を岡本医師が文書偽造で大津警察署へ刑事告訴したのである。