1. 滋賀医科大病院が改めて、4月1日から泌尿器科による小線源治療外来の開設を告知

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2019年03月28日 (木曜日)

滋賀医科大病院が改めて、4月1日から泌尿器科による小線源治療外来の開設を告知

3月21日に毎日大阪放送が、高度な小線源治療〝岡本メソッド″の終了告知にゆれる滋賀医科大学医学部附属病院のドキュメンタリーを放送した。この放送に対して、滋賀医科大学はウェブサイトで次のようなコメントを発表した。

3月21日に本学医学部附属病院における小線源治療にかかるテレビ報道がありましたが、本学医学部附属病院では、平成31年4月1日より新体制として泌尿器科において、前立腺がん小線源治療外来を開設し、小線源治療を含めた適切な前立腺がんの総合治療を行います。(出典)

毎日放送のドキュメンタリーのURLは次の通りである。

 治療が受けられない?専門医師いるのに病院が治療認めない理由

メディア黒書で既報したように、この事件は、小線源治療の手術経験のない成田充弘医師が、患者に未経験の事実を告げずに手術を計画(説明義務違反の疑惑)し、それを止めた小線源治療の専門医・岡本圭生医師が大学から追放されよとしている事件だ。岡本医師の小線源治療学講座も12月末で廃止予定。

毎日放送によるドキュメンタリーに対するコメントの趣旨は、番組の内容とは関係なく、(岡本医師追放の前段として)4月1日から、岡本医師とは別に成田医師(泌尿器科)による「前立腺がん小線源治療外来を開設」するというのだ。

が、成田医師は小線源治療のエキスパートではない。まして〝岡本メソッド″は習得していない。参考までに、大学病院が公表している成田医師の専門領域を示すURLを紹介しておこう。

泌尿器科学・講座スタッフ