1. ニューソク通信がインタビュー(youTube)、作田学医師が主観で書いた診断書が4518万円の高額訴訟の引き金に

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2025年03月10日 (月曜日)

ニューソク通信がインタビュー(youTube)、作田学医師が主観で書いた診断書が4518万円の高額訴訟の引き金に

横浜副流煙事件の「反訴」について筆者は、ニューソク通信の須田慎一郎氏から、インタビューを受けた。メディア黒書で繰り返し報じてきたように、この裁判は副流煙が原因で病気になったと主張するA家(A夫、A妻、A娘)が、ミュージシャンの藤井将登さんを訴えた事件で、請求が棄却されたのを受けて、逆に藤井さん夫妻がA家を提訴した案件である。A家による訴権の濫用が争われた。

A家3人の診断書を交付したり、A家のために5通もの意見書や報告書などを提出した作田学医師も、裁判を幇助したとして法廷に立たされた。

結論を先に言えば、藤井夫妻の「反訴」は棄却された。

■事件の概要

 須田氏によるインタビューでは、「反訴」の大きな争点だった作田医師が作成した3人の診断書がいかに根拠がなく、杜撰なものあったかを解説している。その診断書が、A家による提訴の根拠になった。しかし、判決は作田医師の診断書を詳細に検証することを避け、診断書を医師の主観で書いたとしても、なんら問題ないという見解を示した。事実の客観性を軽視したのである。根拠のない診断所をもとにA家が4518万円の高額訴訟を起こし、それを作田医師が熱心に幇助した行為を断罪しなかった。

インタビューで、筆者はこの恐るべき判決を批判した。